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*30*
咲夜「この先を真っすぐ行けば、白玉楼に着くわ」
暁「それは道沿いという意味ではなく、文字通りの意味でか?」
咲夜「ええ」
暁 「了解した」
咲夜 「帰りは迎えに行くから、妖夢と話でもして待ってて」
暁 「おう」
二人は各々の方向へ向かった。
咲夜は急いでいくと言った。
呪の解放なしなら咲夜の急ぐの方が速いだろう。
それでは妖夢と語らう時間が短くなってしまう。
暁は、この幻想卿での生活を良いものにしたいと思っている。
今まで会った中で、剣士という存在は珍しい。
是非とも、刀について話がしたいと思っていたのだ。
仕方ない、そう考えながら呪の解放を行う。
――鬼切丸
それが、何を招くかを知らずに。
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