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*36*
十分後……
咲夜「中国?おやつ食べないの?」
美鈴 「あっ咲夜さん……」
いつもならとんでくる時間なのに来なかった美鈴を、心配した咲夜が呼びに来たのだった。
美鈴 「私って胸が大きいんでしょうか?」
――ブチッ
そのとき物理的には聞こえない音が聞こえた。
咲夜 「そう、美鈴。あなたそんなに……」
美鈴 「ひぇぇ!名前で呼ばれたのに嬉しくない!なっナイフしまってください!」
おもむろにナイフを取り出す咲夜。
その姿はまるで幽鬼のごとく。
咲夜 「幻符『殺人ドール』」
スペルを宣言されたとき、美鈴は思った。
――助けて
それはいかなる心の叫びか。
しかし、それは受理された。
暁「伏せておけ、美鈴」
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