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救助戦隊ポケモンレンジャー始動!
作者: 雫石 ◆rvmTJwHTK2  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 
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飛行機の中。なぜかミラがお菓子を持ち寄ってくれている。ツカサはその中から、サラダせんべいを取り出す。彼の好物だ。
「なぁさっきの続き、教えてくれよ。」
「実は昨日一回使ったんだよ。無意識だけど。」
「なんで…また。」
「それは俺にもわからない。青い目はたいてい無意識に使われるから意識することはほとんどない。」
「無意識って…。」
「だから俺はこの右目の能力が嫌いなんだ。いつどこで使われてしまうかわからない、この能力がな。」
ツカサは、ため息をついてこういう。その横でサザナとアズルが話をしている。
「アズルクンはサポートポケモンは何にしたのかね?」
「……ダークライとミュウツー」
「ミュウツー?お前、まさかそのミュウツーって」
アズルの話を聞いてツカサが前に立って肩を持つ。
「自分のだよな?」
「…うん」
アズルは「どうかした?」という表情をしている。その表情を見てツカサは自分の席に戻り安堵のため息をついた。
「ミュウツーがどうかしたのかね?」
「サザナちゃん、実はね…」
カガリが昨日ことを話す。
「…ってことなんだけど。」
「じゃあミュウツーのメガストーンがミラカド先生の手に渡ったってこと?」
「またミラカドサンは、懲りないやつだね。」
ミラカド先生の正体はMr.ミラカドというヤミヤミ団のボスであったことはみんな知っている。しかし今回はバイス先生という教育実習生も絡んでいるのだ。
「……許さない!」
「ああ、俺だってあいつのことは許したことはないよ。ゲーチスと同じでね。」
「ツカサ、イッシュのことはあまり話さないほうがいいと思うよ。」
「そうか?」
ユウヤの言葉に少し首をかしげるツカサ。
まぁいろいろとわかる話であるのでこの話は除いておこう。詳しくは「ポケットモンスターブラック」を参照。
「じゃあ、レシラムを持っているってこと?」
「まぁな。」
「ふーん」
「だけ!?」
カガリの言葉にこう突っ込むツカサ。その時ツカサたちが乗っている飛行機で何かが横切るのが見えた。
「あれ?ねぇあれ見てよ!」
ミラが窓を指さす。そこで見たものは…戦艦だ。

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