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救助戦隊ポケモンレンジャー始動!
作者: 雫石 ◆rvmTJwHTK2  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: ポケモン レンジャー 戦隊 
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一方こちらはAチーム…
「駄目だ見つからない。」
「なぁユウヤ、一つ考えがあるんだけど…。」
悩んでいるみんなにツカサがユウヤに声をかける。
「なんだ?」
「もしかしてどっかに隠れているってことはないよね?」
「そうかもしれないけど…。」
「うーんだとしたら…いやだけど使うしかないかな。」
「まさか青い目を使う気?やめたほうがいいけど。」
「青い目?」
ツカサとユウヤの言葉にレイが口をはさむ。
「ツカサの右目には特別な能力があるんだ。」
「特別な能力?」
「推理能力のことだよね。ツカサクン。」
「ああ。」
「じゃあそれ…使ってみたら?」
突然のレイの提案。でもこの能力はあまり使いたくない。
「わかった。」
ツカサは少し考えてこういった。今使わないと裏口が見つからない。使うしかないのだ。
「ツカサ、しんどい感じだったら俺がとめるからな。」
ユウヤがこう言ってツカサの肩をポンとたたく。
「ああ…頼む。」
意識を青い目のほうに集中する。周りの音は何も感じなくなり目の前が真っ暗になる。その中から一筋の光見えるのは草原、そしてそこにドアが…あれがもしかして裏口なのか?でもあれはどうやってあける?あ、ドアノブがある…そこから開ければいいのか。そしてその中身は…。
「はいここまで、これ以上はしんどくなるから終わり。」
ユウヤがツカサの肩をたたきツカサを現実のほうに戻す。
「はっ!」
「どう?何か分かった?」
「ああ…裏口がある場所は草原のどこかだ。そこのどかに錆びた感じのドアがある。」
「よし!探そう!」
サザナがこう言ってみんな探し始める。
「あった!」
「これだね。」
確かに草原の下にドアがあった。ちゃんとドアノブもある。
「じゃあそのドアノブを引っ張ってあけてくれ。」
「おーし!」
レイがこう言ってドアを開けた。開けるとそこは裏口の入り口。階段もありそこを三人で下っていくが少しおかしいことが起こった。

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