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作者: lulu (総ページ数: 38ページ)
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第十八話 年末と秘密
「おはよう、萌花。僕今から学校行ってくるから一人で留守番してて」
「・・・ぅえ?今日年末だよ?何で学校?」
「会長から呼び出しかかってさ、じゃ行ってくるから」
「行ってらっしゃーい・・・ふあああ、ねよ」
今日は年末。
たしかこの前、一年間お疲れ様〜的なことを会長は言ってた気がするんだけど・・・。
行かないと、しつこく言ってくるからなぁ。
その時ケータイがなる。
「もしもし?」
『あ、滝川君?私!その、杏奈です・・・」
「あぁ、杏奈ちゃん。どうかした?もしかして集まりのこと?」
『うん。私少し遅れて行くから会長に伝えといてくれないかな?」
「いいよ、じゃあねー」
電話を切り、猛ダッシュで学校へ向かった。
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「おはよーございます」
「おー、リア充来たかー。」
「須川先輩、なんですかリア充って」
「実際そうだろー?」
と言い僕の頭をバシバシ叩く。
「ああ皆!来てくれたんだね!良かったー。」
「会長なんなんですか!?年末に収集かけるなんて!」
「いや、そのー・・・」
「はっきり言ってください」
会長はもじもじしながら、
「家に・・・一人で寂しかったから・・・」
なんですか、それ。
「まあ、いいですけど。僕本読みますから」
と言い、読書の世界へレッツゴー☆
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「滝川君って眼鏡取らないよね」
「はい?」
蓮は変な声を上げる。
「いやだから、眼鏡取らないよねって」
「とらなきゃいけませんか?」
蓮はぶっきらぼうに返事をする。
「取って見てよ!」
「嫌です、なんで取らなきゃいけないんですか?」
「おー、滝川取れよー。」
「須川先輩は入って来ないでください」
むーと膨れる須川先輩。
「とにかく僕は取りませんから」
ちょうど、杏奈ちゃんが到着。
続く。
〜作者から〜
久しぶりです!luluです!
今回は年末のお話です。しかも続きもの・・・。
現実ではもうすぐ夏なのに、季節逆転・・・。
まあ、これからもよろしくです!