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スマブラ セカンドストーリー 戦慄の氷界軍
作者: たくと七星  (総ページ数: 51ページ)
関連タグ: スマブラ オリジナル 他社キャラ 夢の共演 アドベンチャー 
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ステージ10「クラウディパーク」その四

この話の主人公、自然王ナチュレ

一行、自然王ナチュレ、カイリュー、関索、井伊直虎、ワルビアル、タブンネ、甲斐姫、リザードン、エアームド、オニドリル


「ふっふっ、どうだ。我が軍の強さは・・・」
「うう、私一人じゃ、かなわないの?」
 クラウディパークのアドのいる間。そこで氷界軍の袁紹、ゾロアーク、ドンカラス、ジャローダ、チャオブー、ケンホロウ♀、ガントル、ガマガル、ペンドラーがアドにじわじわと迫っていた。
「さあ、我が氷界軍の仲間になるがよい、この私がはるばる来たのだ。断れば解っていような?」
「嫌よ、この雲の世界を滅茶苦茶にしようとする貴方達の仲間にはならないわ!」
「そうか、ならば滅びるがよい!!」
 袁紹が剣でアドを突き刺しに来た。
「リューっ!!」
「エアーっ!」
「オニーっ!!」
 そこへ、カイリュー、エアームドとオニドリルがはかいこうせんとエアスラッシュを飛ばした。
「おわあ?!」
「な、なんだブーっ?!」
「ギガガ!」
 急襲を受けた袁紹達は後ろへ下がった。
「でかしたカイリュー、何とか間に合ったぞ!」
 そしてナチュレ、関索、直虎達も駆けつけて、アドの方へ加勢した。
「貴方達は?」
「安心して、味方よ」
 甲斐姫は仲間だと言ってアドを安心させた。
「クラッコからお主のことを頼まれてな、もう安心じゃ」
「さあ、一緒に戦おう!」
「ワル!」
「タブーン!」
 関索、ワルビアル、タブンネ達は袁紹達と対峙した。
「おのれ邪魔をしおって、者共、名族の元に奴等を蹴散らせ!」
 袁紹が指示を出して、ジャローダ等、ポケモン達が一斉に襲いかかって来た。ナチュレ達もこれに向かって行った。
「ケーッケケケ!」
 ドンカラスがあくのはどうを関索に飛ばしてきた。
「空からか、だが軍神の子はこれしきでは動じない!」
 関索はこれをかわして両節棍から突風を放ってドンカラスを吹っ飛ばした。
「ジャローっ!」
 ジャローダがグラスミキサーを飛ばしてきた。
「井伊直虎、暴れます!」
 直虎はダッシュしてジャンプ、空中からトルネードキックをしてジャローダを転ばせた。ジャローダがリーフブレードで来るとこれを白羽取りして防いだ。
「すみません、ぶん回します!」
 直虎はこのままジャイアントスイングをしてジャローダを吹っ飛ばした。倒れた所でマウントを取り、チョップを叩き込んでいく。
「ジャロ!」
 ジャローダがいえきを吐いてきた。
「きゃあ!ドロドロして、あう!」
 直虎は目くらましをされて振りほどかれた。
「行くわよ、リザードン!」
「ドーン!」
 甲斐姫とリザードンは袁紹とゾロアークと対峙した。
「ほう、中々よい物を持っておるな。だが私とゾロアークの前では無力、格の違いを嫌というほど教えてやるわ!」
「アーク!」
 袁紹とゾロアークは襲いかかって来た。甲斐姫とリザードンも走り出した。ジャンプして一回転して、甲斐姫はゾロアークに、リザードンは袁紹と戦った。
「これで、巻きつける!」
 甲斐姫は浪切を伸ばしてゾロアークの手を縛った。しかしゾロアークはバークアウトを吐いて甲斐姫を攻撃、
「きゃああ!」
 ゾロアークは拘束を解くときりさくに出た。
「くー、なんちゅう性悪な奴、たあっ!」
 甲斐姫は頭上にある雲に浪切を伸ばした。そして宙ずりになるとゾロアークの顔を自分の股に挟んできた。
「ゾロ、ウワーク?!」
 ゾロアークは悶えに悶えて辺りを回りに回った。転がり落ちたところで甲斐姫がゾロアークにパンチをお見舞いした・・・。


続く・・・。

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