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作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 71ページ)
関連タグ: 振り返り メイドウィン 【みんなありがとう】 【みんなごめんなさい】
*14*
メイドウィン
「.....なぁ、先にこれの話をさせてくれ。」
ジャガー
「えっ、これを?....分かりました。」
【クロクロ社杯カキコ異種混同運動祭】
松山
「おい、これってよ」
たくっちスノー
「最近の奴じゃん」
メイドウィン
「今言っておかないといけない気がしたんだ。」
ジャガー
「...内容として参加者である葉月さん、甘月さん、フランソワーズさんの三人とスポーツをしながら楽しむ、という内容ですね。」
メイドウィン
「後から運営側としていちごの魔女様も来てくれたよ、本当にありがとうございます。」
リーン
「初登場は【ざくざくアクターズ】の皆さん、がっつり遊んでみたらどっぷりハマったんだよね〜」
たくっちスノー
「けどさ、お世辞にもあまり関係は良くないよね。」
メイドウィン
「....そうだな。」
松山
「問題児でもいるのか?」
メイドウィン
「いないさ、葉月さんは特に問題なし、フランソワーズは数年前は色々とアレな人物だったが今は普通だし、甘月さんは【仕事は出来るけど中身がアレ】なタイプさ」
ジャガー
「あの、最後。」
メイドウィン
「これは悪口なんかじゃないよ、社会に出たら普通にそういう人いるでしょ、逆もまたしかり、相性が悪いだけだよ。」
メイドウィン
「...そう思いたいんだよ。」
松山
「調子に乗らせとけば害はねぇみたいだしなぁ....」
メイドウィン
「....誰かのエゴ一つで合作は崩れる、俺が、なんとかしなくちゃいけないんだ。」
たくっちスノー
「贔屓とかしてない?」
メイドウィン
「してるよ?ランキング見たら分かるでしょ?」
松山
「は?」
メイドウィン
「ほら、俺の書いてるチーム、ずーっと下位に行ってたじゃん。」
リーン
「え?」
メイドウィン
「昔のフランソワーズで経験したんだ、絶対に勝たないと気がすまない人だっていると。」
メイドウィン
「だから俺は敗北し続ける、それであの人達が喜ぶのなら。」
リーン
「ちょっ..おい、それって【参加者全員】を贔屓してるって事か!?」
メイドウィン
「平たく言えばそうだね」
ジャガー
「ちょ、ちょっと!そんな事言って良いんですか!?」
「別に良いよ、あの人たちがこんな俺が書く小説を見に来るわけがない」
メイドウィン
「自分の思い通りにならないと気がすまない人間ってのはどこにでもいる、そんな奴は合作に呼ぶなって言いたいかもしれない」
メイドウィン
「けどね、仕方ないんだ、俺にはもう、甘月さんでも入れないと枠が埋まらないくらい、孤独になってしまった、代わりなんていないんだよ....」
メイドウィン
「参加してくれるなら、誰でも良かったんだ、仲良くなれるなら、誰でも良かったんだ。」
「......最初はね。」
メイドウィン
「あのとき...この間、フランソワーズと甘月さんが大喧嘩したとき、ぼーっと頭に入ったのさ。」
「お前は本当にやる気があるのか?」
「また作者達を裏切るのか?」
メイドウィン
「読者としてもくだらねぇ内輪喧嘩なんてゲロほど見たくない、俺も見たくない...なら止めるのは誰の仕事だ?喧嘩しないようにいい気分にさせるのは誰の仕事だ?」
メイドウィン
「....こんな企画を考えた俺さ、俺だけさ。」
メイドウィン
「その後はやりたいことを全て投げ捨てた、自分が本当に書きたいことより、参加者三人を楽しませることに集中すると決めた。」
メイドウィン
「やりたかったシーンを丸ごと消すためにチームを丸ごと入れ換えたりもした、何も出来ないよつに運営側にたくっちスノーを閉じ込めた!」
メイドウィン
「ひたすら気づかれないように三人のチームをage続けた....展開に不備がないように理由を付けてうちのチームを下位に落とした!」
メイドウィン
「ずっと予定していたエンディングだって全て消した!」
メイドウィン
「最初はランキングが同じだと読者が見ててつまらないだろうと思った...けどそんなのどうでもよくなった」
メイドウィン
「葉月さんだって、甘月さんだって読者じゃん、皆が楽しめなきゃ、意味ないじゃん。」
メイドウィン
「俺なんかのクソみたいな妄想で、あの人達が喜ぶのなら、俺はなんだってやってやるよ。」
「悪いのは、参加者を怒らせるような事を止めれない俺のせいなんだから」
「けど全員が楽しむなんて無理だ、誰かが喜んでいても、誰かが嫌な思いをしてることだってある今がそうだ!!」
「なら、俺が三人分苦しんでやるんだ、三人が目一杯笑う分、俺が犠牲になってやるんだ。」
ジャガー
「....全部吐き出しましたか?もう一度言いますが、あの三人に見られたらどうするんですか?」
メイドウィン
「だからさ、あの人らがこんなところ見るわけないじゃん...」
「俺はこれからもあの人達を騙し続ける」
「あの人達全員が、あの小説を楽しんでくれるなら、俺のネタなんか...」