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東方奇妙譚
作者: 彩都  (総ページ数: 150ページ)
関連タグ: 東方Project 二次創作 三次創作 クロスオーバー ジョジョの奇妙な冒険 
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「行くぜ!」
 自分はそう言って『スタンド』を物見遊山花咲の方へと飛ばす、だが、攻撃は当たらずに『物見遊山花咲は消滅』してしまった、一体何処に居るんだ? まさか『隠れる』系の『スタンド』か? でも、そんな『スタンド』、見た事が無い気がする……自分がそう思っていると、『上から『スタンド』の攻撃が降って来た』、まさか『上から』とは!? 自分はそう思い、攻撃を避けようとするが、もう遅い。攻撃は自分の『スタンド』の肩に刺さり、肩に強大なダメージが走る。
「……!?」
『上から』攻撃してきた、と言う事は『上に居る』って事だよな……? 自分はそう思い、『上を確認した』、すると上には『柱に足をつけた物見遊山花咲』が存在していた。一体どういう原理、一体どんな事をして、柱に足を付けているのか? そう思っていると、『柱から足を離し』た、そしてゆっくりと歩き始める。
「フフフ……恐怖するか、周理輪廻よ? でも、もう遅い、私の『スタンド』の方が攻撃力が高い、だからお前はすぐに負ける! さぁ、どうするか!? このまま私に負けるか、このまま私に勝つか!?」
「勝つに決まってんだろ? 俺は諦めない!」
 そう叫ぶと、マミゾウ一人だけが手を叩いていた。
「ふむ、中々に男気があるな、貴様は。それじゃあ、儂も手伝うかのう?」
 マミゾウはそう言って『一瞬』で物見遊山花咲の前に現れ、言う。
「お主の戦略も中々に素晴らしい、だが、『儂等妖怪』には、効かなかったな、何故なら『妖怪』は360度、気を張っているからなぁ?」
 そう言って、マミゾウは離れる、するとマミゾウの背後にぬえがいた。
「貴方には『私の姿、どう見えている』のかしら?」
「はっ……ひっ……!!」
 恐怖する物見遊山花咲をぬえは簡単にパンチする、するとパンチの威力で壁にぶつかって、気絶する──こ、これで勝ったのか? 自分はそう思いながら、内心安心する──

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