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東方奇妙譚
作者: 彩都  (総ページ数: 150ページ)
関連タグ: 東方Project 二次創作 三次創作 クロスオーバー ジョジョの奇妙な冒険 
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「ちぇ、チェックメイトぉ? それは何でですかねぇ?」
 背後に居た男性がそう言って『スタンド』で自分の『スタンド』にアッパー攻撃をしようとした時、不意に背後に居た男性の視界が揺れた、えっ? 背後に居た男性は自分の下がった左足の方を見る、すると其処は坂になっていた、そして背後に居た男性はそのまま坂を下り、太い木の幹に凭れかかる様に滑るのが止まった、そして『スタンド』も一緒に下っていた。
「これでチェックメイトなんだぜ? だって、背後には木がある、『『スタンド』を木に押し付ける様に殴った』ら、パワーも攻撃力もねぇよなぁ!?」
 背後に居た男性に少し近付いた自分がそう言って、『スタンド』を前に飛ばす、そして背後に居た男性が叫ぶ。
「まさか……!? 自分を坂で滑らせて、『スタンド』を木に押し付けながら殴る為に……!?」
「そう! それなら『押し付ける力』だけで十分だから、あまり力は要らない! 押す力のみ!」
 自分はそう言って、『スタンド』で殴打のラッシュをする。
「修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅ァァッッ!!」
 自分はそう叫びながら相手の『スタンド』の頭を木に押し付けながら殴る、素早いラッシュが相手の『スタンド』の頭にぶつかっていく。
 自分は下に居る、背後に居た男性を見る、するとその男性は白目を向いて、気絶していた。
「あっ、やり過ぎたかな……?」
 自分はそう呟いて、攻撃を止める、すると相手の『スタンド』は何時の間にか消えていた。
 その時、自分の脇腹を見る、自分の脇腹も元に戻っており、自分は安心した。
 後はコイツから話を聞くだけだな、自分はそう思い、背後に居た男性を上に上げる──

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