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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン
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*30*
こちらでもこんばんは、月詠です。
一話目はなんというか、うん……マ○ジン、わりと攻めてますね…?(未読勢)
二話目は、被害者達が安らかになってよかったです……そりゃマトリョーシカもキレる、がっつりキレる。
私も依頼します、初めてなので分かってない部分もありますが…
依頼
・依頼人名『マガイモノの方の月詠&副人格の永久(とわ)』
・依頼内容(簡潔)
「人形屋敷への調査と、出来ればそこに行ったとされる行方不明者達捜索の手伝い」
・依頼内容(細かく書きたいならこちらで)
「実は私の知り合いであるプーぺって奴から、人形屋敷という心霊スポットに行って行方不明者の捜索を頼まれたんです。
自分はホラー系は苦手だから何回も断ったのですが、その行方不明者の中にはそいつの妹だという女の子がいるらしくて………。
手がかりを見つけた、自分の連絡が途絶えたら捜索に来てくれと最終的には言い捨てて勝手に話も終わらせやがったんです。
その後に手がかりも送られてきまして………手がかりはこの二枚の写メに写った、人形と一枚のメモらしいです。
言い捨てられたけどやる気なかったし、警察に任せようと思ったんですが気が変わって捜索することにしました。
というのも、紙にプリントしてきた写メに写っている二枚のうちこの、なんかドレスみたいな衣装を着た女の子の人形を見てください。
この人形、私の世界で数年前にライブの真っ最中に大勢の観客の前で突然消えたアイドルにそっくりなんです。
逃げたんじゃなくて、まるで神隠しにでも遭ったように、その場から突然………メイドウィン関係の可能性も考えて何回か自分も調査したんですが、そちら方面ではないのか見つからなかったんです。
メモは純粋に読めなかったです、翻訳が欲しい。
それで、誰かに手伝いを頼もうとしたら永久……副人格に【正義の悪役】に依頼するようにと勧められまして…。
すごく嫌ですし怖いですが、私は人形屋敷への調査がしたいです。
行方不明者達の捜索は……こちらは出来れば、でお願いします、きちんと出来るか自信がないのと嫌な予感がするので…。
お願いします、調査を手伝ってください!」
・依頼に関することのフリー記入欄
プーぺ
月詠の知り合いらしい、二十代くらいの男性。
妹がいるらしく、連絡が途絶えたら捜索をするように言い捨ててから、手がかりとなる二つの写メを送って以降は何の反応もない。
おそらく人形屋敷に突撃したのではないかと思われるが…。
黒髪に紫の瞳の、とても美しい容姿をしているらしい。
人形屋敷
いつからあるのか分からない、人型は人形しかいない屋敷。
屋敷は洋館であり、家具などは古くどこも埃は積もり、蜘蛛の巣もあるが穴は空いていないものの廃墟となっている。
五十を超える数の人形達は本物の人間のように、まるで生きているかのように見える。
その人形達は性別問わずに全て美しく、そして行方不明者達に瓜二つである。
様々な人種、種族の人形で、十代後半から三十代前半までと年齢は限定されている。
少女の人形
数年前、ライブの真っ最中に神隠しに遭ったように突然消えたアイドルそっくりの人形。
アイドルはデビューしたてであり、仲良しの先輩アイドルの将来有望な後輩として紹介されている時だった。
輝くような笑顔と意思の強い瞳が魅力だった彼女と違い、脳面のように無表情で意思の消えた瞳をしている。
一枚のメモ
ドイツ語で書かれている。
内容は「Dieser Ort ist verrückt, jemand muss mir helfen, schnell bitte!」(ここは異常だ!誰か助けてくれ!早く!)。
大慌てで書かれており、また紙は何かから雑に破かれた模様。
・依頼人の詳細
「月詠」
本来の月詠から切り離された『月詠』だが、メイドウィンなのは変わらない。
本体によってマガイモノ成分と大道克己の設定をぶちこまれて最終的にマガイモノ化し、そのことで本体とガチな喧嘩をした。
正直、逃走中の時と設定は変わらない。
今回もドライバーとガイアメモリを所持している。
場合によっては偽名であり個体名の「星音(ほしね)」を名乗る。
「永久」
元々は非情な性格だったが今は主人格を保護者や師匠として眺めている。
また、影響を受けてツッコミになってたり百合系同人誌を読み漁ったりしてる。
誰に対してもタメ口で呼び捨て。
普段はおとなしく見守っているが緊急時は無理矢理に人格交代している。
容姿は月詠と変わらないが、よく見たら目つきが悪くなっている。
プーぺを警戒している。
・依頼人のサンプルボイス
月詠
「初めまして、『月詠』です。え、なんか違う?………本来の私から切り離されて生まれたのが『私』ですからねぇ」
「すみません、いきなりこんな依頼なんかしてしまって…」
「ここまで付き合ってもらったというか、依頼に取り組んでくれたというか…その礼もあるんで。これ報酬です、ギルド依頼は初めてだから相場が分かりませんが…」
「今は星音と呼んでくれませんか?あぁ、偽名であり『私』の個体名です、漢字は星の音と書きます」
「トワ?たまになんか保護者みたいなこと言ってますが、保護者ではないですね」
永久
「トワだ、漢字は永久と書く」
「見てるだけのつもりだったが、そうも言っていられなくなったからな」
「主人格?……とりあえず俺を消さないのだけは感謝している」
「時と場合によっては自分達の命を守ることを優先しろ、俺達はマガイモノだから見捨てていい」
・報酬は?
魔除けとなる黒水晶のブレスレット×【正義の悪役】所属人数分、邪気払いと浄化作用のある水琴鈴(たまに見かける、一つなのにしゃらんしゃらんなる鈴)×15(月詠)
一粒100gの金の粒1Kg(永久)
・その他補足
(以下は月詠と永久は知らない)
プーぺの正体と目的
正体は人形のコレクターである悪魔。
美しい者を殺してから人形にしていた。
月詠と知り合いなのは本当、マガイモノの存在を知って彼ら彼女らを人形にするために彼女で練習するために地道に知り合いになった。
本来はターゲットを催眠などを使って誘い込んでから人形にするが、やらなかったのらメイドウィンに効くか分からなかったため。
本当は妹はいない。
弱点は火炎。
名前の由来は人形をフランス語にしたもの。
人形屋敷
実態はプーぺが所有する工房であり、ドールハウス。
人形
元々は生きていた者達、今は死して人形にされた者達。
最初の人形はプーぺの召喚者である美しい女性で、永遠に美しいままでいたいからと彼に人形にしてもらった。
最初辺りの人形は永遠に若く、美しくいたい人形志望者の女性達だけで作られていた。
が、十を超えてからは思うように集まらないからとそうではない者達も攫い、人形へと加工していった。
プーぺの力で魂を防腐剤代わりにされ、肉体に留められているが人形志望者以外は動けないし声も発せない。
人形志望者は動けるし話も出来る。
志望者以外の人形達は、あの世に逝くことを望んでいる。
やたら長く、細かくなりすみません……