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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン
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*90*
ヒリタッド
「次元八卦掌!!」
魔トリョーシカ
「来い、全員集合(オールスター)だ」
魔トリョーシカは大きいカバンをこじ開けると、小さい人形達が人間サイズになって行き、ピアノ線がくっついて行く
いつもの【正義の悪役】が揃い踏み…攻撃を止めた。
ヒリタッド
「ほう?人形遣いですか………面白い」
魔トリョーシカ
「ちょっと違うね、ボクは【人造人間遣い】だ」
グリム
「…………」
魔トリョーシカ
「さて皆、唐突で済まないが護衛任務だ」
魔トリョーシカ
「全員、仕事の為なら命をかけてくれるかい?」
七夜
「………当然だ!」
七夜
「所長だって命かけてくれんなら、俺たちはいくらでも命差し出してやるぜ」
レオン
「俺達は正義の悪役だからな、命懸けの状況なんていくらでもあった」
レザード
「が、悪くねぇ!!」
魔トリョーシカ
「よしよし、いい子だ。」
魔トリョーシカ
「さて………久しぶりに言ってみるか」
魔トリョーシカ
【絶望しろ、終わりのない悪夢(魔トリョーシカ)に】
ヒリタッド
「面白い!!」
ネズミの神さま
「ところで、不死身の生物を倒す方法はあるの?」
魔トリョーシカ
「あっ」
魔トリョーシカ
「…………」
魔トリョーシカ
「なんとかなる!ボクだってマガイモノメイカーだ!」
スターアベネス
「おい」
グリム
「…………!」
魔トリョーシカ
「!」
魔トリョーシカ
「………今なんか心で通じあった気がする、これはいけるね」
魔トリョーシカ
「いくよ、『考える暇も与えないくらいに総攻撃』をするんだ」
マルス
「ウム!」
猿渡
「変身!!」
犬塚
「アバターチェンジ!」
サビィ
「戦闘員総展開!」
魔トリョーシカ
「行け」
魔トリョーシカの指示の元にヒリタッドの元に一同が攻撃を始める!!
ヒリタッド
「おっとっとっ………次元八卦
Sonic.exe
「シャっ!!」
ヒリタッド
「まだまだ!ですよ!!」
魔トリョーシカ
「えいっ」
………
グリム
「……………」
グリム
「やはり気付いていないか」
……
マルス
「ぬうううんっ!!」
レザード
「ブラッド流星群!!」
七夜
「全然心臓に当たんねぇぞ!」
魔トリョーシカ
「一応プランBは考えてあるが本当に当たんないね………」
魔トリョーシカ
「うーん、面倒だ」
「はははははははは!!」
MX
「!」
ヒリタッド
「隙を与えないくらいの総攻撃………見事!見事でしたよ!!私が不死身で無ければね!!」
ヒリタッド
「攻撃、攻撃、攻撃!そんな事に気を取られて、隙だらけになってきたのは『そちらの方』だっ!」
ヒリタッド
「だからこうして!攻撃されながらもグリムに近づくことが出来ました!」
グ……
ヒリタッド
「後はこれを持って帰って、ボスのところに帰れば私の勝ちでございます!」
グググ………
ヒリタッド
「こうして私は………」
ヒリタッド
「ところでなんか妙に重くなって」
グリム
「フッ!!!」
ヒリタッド
「え〜〜〜〜〜〜〜!!!?」
ヒリタッドが担いでいたグリムは………再度大人の姿に戻っており、逆に絞め落とす!!
ヒリタッド
「あれ〜〜〜!!?3時間しか動けないはずでは………」
グリム
「ああ実はそれはウソだ……いや、これは最近『嘘になった』」
グリム
「簡単に時空を超えて世界を跨げるようになったこの時代、魔女の呪いを消す方法などいくらでもある。」
グリム
「後はマガイモノの力を使えば、体格の変化などいくらでも出来る」
ヒリタッド
「だ、だったら何故………わざわざいつも子供の姿に………」
グリム
「単純な話だ」
フィルトナ
「ベロー君!!今よ!!」
ベロー
「っ!!」チャキッ
バァン!!
グリム
「子供なら大人より切符代が安く済むからだ」
ベローの放った狼鉄鋼弾が、射線を沿ってヒリタッドに向かって………
ヒリタッド
「それが何かぁ!!」
だが、それでも身体を捻らせて心臓の直撃を避ける
フィルトナ
「は……外した!?そんな、最後の1発が……」
ヒリタッド
「勝った!!これで私の勝ちだ!!賭けに勝ったんだ!!」
グリム
「いや、まだこれから……賭けるのはこれからだ」
魔トリョーシカ
「ああ、キミたちの再生力をね」
………よく聞いてみると、カチカチカチと変な音がしていた
魔トリョーシカ
「ボク……というよりはドーラはね、玩具の管理人だが、武器作りが得意なやつでもあった」
魔トリョーシカ
「気付かなかった?さっき猛攻撃をしている間に仕込ませてもらったよ」
魔トリョーシカ
「歩行型の小型爆弾を、何個かね?歩けるから心臓まで移動も出来る」
ヒリタッド
「ちょ、ちょっと待っ!!」
魔トリョーシカ
「爆破!!!!」
その瞬間、閃光と共にヒリタッドの体が弾け飛び、周囲は炎に包まれた!!
………
ベロー
「グリム!?」
フィルトナ
「ちょ………ちょっと、まさか本当に」
魔トリョーシカ
「………賭けはボクの勝ちだ」
魔トリョーシカ
「流石たくっちスノーと同じカーレッジの子だね」
グリムはしっかり戻ってきた………子供の姿で
グリム
「…………私諸共爆破する事は想定していた、それはいい。だが」
グリム
【二度と私をあの愚親の子とふざけた事を言うな】
ベロー
(………っ、グリムがあんな怒った顔するの、初めて見た気がするな……)
ベロー
(カーレッジ・フレイン、グリムの父。たまに名前は聞くがどんな奴だったんだ……)