完結小説図書館
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
*5*
こんにちわ!桜木霊歌です!
メタルメイドウィンさんのところでもギルド小説・・・!
依頼、応募させていただきます!
・依頼人名『時(とき)ノ小路(こうじ)優(ゆう)』
・依頼内容(簡潔)
螢火村という心霊スポット(ガチ)に行って行方不明になってしまった僕の学校のクラスメートを探すことを手伝ってください!
・依頼内容(細かく書きたいならこちらで)
僕の住んでる御伽市の近くにある鬼灯山という山の中に螢火村(ほたるびむら)という心霊スポットがあるんです。・・・いえ、山の中にあるというのは分かっているのですが、詳しいところまでは分からないんです。
取り敢えず、螢火村が関係しているのかは不明ですが、鬼灯山は昔から行方不明者が多いことでも有名で、かつて鬼灯山の一部を開発して遊園地を建てる計画があったのですが、開発途中にたくさんの行方不明者が出たことと、生き残りがパニックを起こし、結果一週間もしない内に自ら命を絶った事で開発が中止になった事があるレベルで・・・
それで、僕のクラスのオカルト研究会に所属している『皆神(みなかみ)波留(はる)』くんはこの螢火村について独自に調査していて、学校があるとき以外の殆どの時間を鬼灯山の調査で費やしていて、彼からLINEで蛍の写真が送られたんです。その写真は今回の依頼書に同封しているんです。
でも、その写真、おかしいところがあったんです。
嘘だと思うなら写真をよく見てください。蛍が写ってるのにも関わらず、写真には川や池、湖が写ってないですよね?蛍は綺麗な水のあるところにしか生息しないはずなのに・・・
その写真が送られたあと、学校と波留くんの家から波留くんが家に帰ってない事を教えられたんです。
螢火村は、皆が蛍に導かれるように村に迷い込むという話があるそうです。
もしかしたら波留くんは螢火村に迷い込んでしまったんじゃないかと不安で・・・!
おねがいします!波留くんを見つけてください!
・依頼に関することのフリー記入欄
螢火村(ほたるびむら)
依頼者である優の住む御伽市の近くにある鬼灯山という山の中にあると言われている村だが、ある祭の日に大虐殺が起こり、その日を境に地図から消えた村と言われる心霊スポット。
詳しい場所は誰も知らないが、『鬼灯山で行方不明者が多いこと』、『鬼灯山で行方不明になった後生還した者たちはパニックを起こし、一週間も経たない内に皆自ら命を絶つ』という事が何度も起こっており、それが螢火村の恐怖を駆り立てている。
何故か異様なまでに双子出生率が高い
行方不明者の大半は『双子』であり、極稀に双子ではない者も行方不明になる。
水贄祭(みずにえさい)
双子が儀式を行うことのみが明らかになっている霊を鎮めることを目的とした儀式だが、それ以外の全てが謎に包まれた儀式
霊月灯
優が螢火村内で使う懐中電灯であり、今回の報酬。
霊月灯の光を幽霊に浴びせると除霊できる(あくまで除霊・・・即ち追い払うだけ。封印や成仏させることはできない)
皆神波留
優のクラスメートであり、今回の依頼の要救助者
鬼灯山の開発に携わっていた父が行方不明になったことが動機になり、鬼灯山並びに螢火村に執着するようになる。
優に対しLINEで『とうさんのてがかりをみつけた』というメッセージと『川や池、湖が写っていないにも関わらず写り込んでいる蛍』の写真を送った後行方不明となる
・依頼人の詳細
キャラ属性:ツッコミ組
桜木霊歌sideの小説の主人公であり、霊歌の弟である詩人空渡彼岸(本名『時ノ小路優斗』)の曾孫である人物。
監督生であると同時に、最近特務司書を兼任する事になった私立御伽学園中等部に通う15歳中学3年生。
桜木霊歌side随一の苦労人。
性格はお人好しかつ心優しい性格で、とても生真面目。
だが霊歌に似たのか、良くも悪くも正直者で、超が10個つくほどの毒舌家で、質の悪いことに本人が自覚していない。
霊感関連のスペックはかなり強く、某カメラで幽霊を撃退するゲームだったら射○機に強化レンズ一つもいらないレベルに霊感が強い(射○機は使用者の霊感の強さで強化レンズをつけられる数が決まる。優や原作主人公の一人である雛咲深羽のように霊感が強ければ強いほどつけられる強化レンズの数は少なくなる。逆に原作主人公の一人である天倉螢のように霊感が弱ければ弱いほどつけられる強化レンズの数は多くなる)
幽霊に関しては視える、聴こえる、話せる、祓えるという最強レベル(明らかに話しかけちゃだめなタイプにも、優の優しい人柄故にうっかり話しかけることも・・・;)
・依頼人のサンプルボイス
「時ノ小路優です。よろしくおねがいしますね」
「波留くん、大丈夫かな・・・」
・報酬は?
霊月灯(詳細は依頼に関することのフリー記入欄参照)
・その他補足及び特殊情報(ここに書かれている情報は優や波留ですら知らない情報)
水贄祭(みずにえさい)の真実
この儀式の本来の姿は双子の兄弟、あるいは双子の姉妹が『兄が弟を、姉が妹を殺すことで初めて成立する儀式』という生贄を使う儀式であり、『兄が弟を、姉が妹の首を締めた後、遺体を村の中央にある池に沈める』事で霊を鎮める。ちなみに儀式に選ばれた双子は男子だと『双子御子』、女子だと『双子巫女』と呼ばれる
ただし、片割れを想う気持ちが強すぎると儀式が失敗してしまう。
成功すると、池から水色の蛍がたくさん飛び交う為、それで儀式の成功か失敗かを判断する。
そのため、儀式で死ぬ双子の弟、双子の妹は『自分は蛍になって飛べるのかな』と、どこか諦めにも夢にでも思えることを考える者が多い。
だが、仮に儀式に成功しても失敗しても、片割れを殺してしまったという罪悪感から遺された兄、姉が自ら命を絶つことも少なくはない。
当然、螢火村から生還した後、パニックを起こして命を絶ったのは儀式を行わされた際に生き残ってしまった双子の兄、双子の姉である。
地図から消えるきっかけになった事件は、儀式を執り行う双子が村から逃げ出したことにより、溢れてしまった悪霊が村人全員を殺したことというのが真相
ちなみに儀式が成功したときに飛び交う水色の蛍の正体は、全て儀式で殺された双子の弟、双子の妹の魂である
水縁(みなより)の儀
上記の水贄祭が失敗した時に行う一時凌ぎの儀式
村の外からやってきた人間を拷問で長く苦しませた後に殺し、水贄祭同様村の中央にある池に沈める事で一時的に霊を鎮める儀式。
しかし、水贄祭と違い封印の効力が不安定であり、生贄にされた人物が長く苦しめば苦しむほど、長く霊を鎮める事ができる
何か書き漏れがあれば、言ってください!
楽しみに待ってます!