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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン
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*9*
依頼その1
【ラブ・ユア・マッスル・アンド?】
「ここはどんな依頼でも、誰でも、なんだって引き受けてくれるというのは本当かね?」
魔トリョーシカ
「はい、どうぞ」
七夜
「なっ!!?」
七夜
(で………でけえええええ!!!200cm……いや300すら余裕で超えてる気がする!?)
Sonic.exe
「その筋肉………ボディビルダーか?」
魔トリョーシカ
「何、君らテレビとか見ないタイプ?今回の依頼人は……」
『スーパーヒーローだよ?』
………
魔トリョーシカ
「フフ………」
レザード
「半端ねぇアイツ………大物ヒーロー相手に優雅に茶飲んでやがる……」
サビィ
「アイツ誰っすか?」
Sonic.exe
「あ、レオンから情報が出たぞ」
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【依頼人】
『筋肉の英雄』
本名:マルス
災害が起きた世界で突如異能力に目覚めた英雄(ヒーロー)達の世界でナンバーワンの人気を誇るマッスルヒーロー。
肉体強化能力に加え人智を超えたトレーニングによって鍛え抜かれたそのパワーは桁外れだ。
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Sonic.exe
「なんか多いよな、ああいう筋肉モリモリのヒーロー」
スターアベネス
「分かりやすいからじゃねーの?殴るのが正義みたいな」
ヒルデ
「そんな凄い方がここに来てくれるなんて……報酬が楽しみでしょうがありませんね~☆」
ユージン
「お前なぁ………」
………
魔トリョーシカ
「それで?一体どうしたのかな?」
マルス
「ウム!実はゴシップ誌にこのような一面を作られてしまってな!」
【最強・人気ヒーローM まさかの熱愛!?相手はハーヴェスト新入生】
七夜
「ハーヴェスト?」
魔トリョーシカ
「ハーヴェストはこの人、マルスさんも所属しているヒーロー組織ね」
魔トリョーシカ
「しかしまさか熱愛報道とは、よっぽどゴシップ誌もネタに困ってると」
マルス
「全くもってその通りだね、私をこんな出任せで潰そうとする無粋な輩も増えて困る」
七夜
「じゃあ、これも無粋かもしれねぇけどさー?凄いヒーローで組織なら、こう……揉み消したりとか出来ねーんすか?」
マルス
「ウム!不可能だ!」