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メイドウィン逃走中SP『END』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 96ページ)
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*33*

逃走エリアに無数に並ぶラーメン屋...その数は数百種類、さらに店にあるラーメンの全種類も含めるとバリエーションは千にまで及ぶマニアにはたまらない地帯

その中でも向かい合わせになっている玄武と迫真麺創りは...

「ほー、くだらねぇ上に染みっ垂れな名前かと思ったら、こ↑こ↓AKYSの野郎のそっくりさんが経営してたのかゾ」

「じゃあ俺、玄武の方行くから...お前はあっちでアレ頼むぞ」

「.....」

「あのさぁ、今主導権はマガイモノメイカーである俺にあることを忘れないでくれよな~頼むよ~」

「...わかったよ」

男はしぶしぶと迫真麺創りへと入っていき、もう一人の何かは玄武へと入っていく

...

「らっしゃい」

「例の麺旨い奴で...」

「あいよ」

男は麺創りで出された代わりないラーメンをすすり、ぽつりとささやく

「ねぇ」

「君ん所のスープが美味しくなる、方法あるよ...僕、料理人だから」

「何?」

「...これは決定事項、僕がルールだ、いいから僕の言うとおりに動くんだよ」

...

そして何かの方も玄武のラーメンを食いながら店主と玄風と話していた

「オッスオッス、いい麺の創り方教えてやるゾ」

「ゾウガメ、こいつは俺の雇った麺職人だ」

「ほう...やはり麺の改善を?」

「ああ、それでうちの麺はどうすりゃいい?」

「食ってみたところ、あんたの所はスープは特上ものみてぇだな、マカロニあるっすか?」

「マカロニですかい?何故?」

「こいつをな...」

...

「よし、やっと完成した...よし、後はミッションのメッセージだ」

何も知らないロストメイドウィンはパソコンを操作し、ミッションの準備を整える

ロストメイドウィンの遠隔操作によって一人のハンターに特殊なチップが移植され、もう二人のハンターはショーケースのような物で覆われていく

「後はこのプログラムをつければ...よし、ミッション開始、メール送るか」

...

そして、逃走者達にゲームマスターからのメールが送られる

【ミッション】
『五体のいるハンターのうち一人に学習型AIチップを取り付けた』
『このチップが付けられたハンターは走力が7、知力が∞となり50メートル走で6秒の駿足となり、逃走者の動きを学習しどんどん成長していく』
『この学習ハンターを退くには作者はラーメンの効果やアイテムをフル活用、版権キャラは戦略的に独自能力を使わないと至難の技となる』

『肝心なミッションだが、このハンターと同じAIを二人のハンターにも搭載中である、75分には完了し学習型ハンターが三体になるだろう』

『もし止めたいのであれば牢屋に居るゲームマスターから妨害プログラムをタブレットにダウンロードしてもらい、ショーケースに覆われたハンターに赤外線通信で阻止しなくてはならない』

『しかし牢屋はショーケースから一番遠く、プログラムは一度しか使えず、使うと三十秒後ハンターが飛び出してくる』


【ミッション1 ハンターのアップデートを阻止せよ!】

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