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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 96ページ)
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62:30
「ふん...随分と簡単だったな、もうなぞなぞの答えが分かってしまった」
【では解答をどうぞ!】
「答えは...【ローストチキン】だ!」
道明寺が解答を叫ぶと、目の前のマジックウォールは粉々に砕かれ、ABクイズまでの道が開かれていく!
【おめでとう!だかここからが本番!間違えたら苦労が水の泡ハンター放出!】
【さあ時間も次のボールも待ってはくれない!ホントの本当に最後問題!!】
『メイドウィン共通の誕生日はいつ?』
A:10月6日
B:9月18日
「メイドウィン共通の誕生日?そういえばそんな設定があったような無かったような」
「キーワード検索でメイドウィンの小説を漁ればどこかに載っているはずだ、コメディの多い短編辺りだろうか?(ステマ)」
「とりあえずAに入れておこうか」
「ああ...ところでAってどっちだ?」
「それはAなんだから左に...待てよ?確かにAが左とは限らない、我々が見ることが出来ないことを利用してBを左側にしている可能性もあるだろう」
「なんて姑息なゲームマスターだ...」
ボールで景色が塞がってる今、どちからが正解のパネルなのか普通では把握することも出来ない...ロストメイドウィンはこれを狙っていたのだ
「念のため持ち上げよう、さっきの奴をもう一回やってほしい、今度は真っ直ぐ上に」
「任せてくれ」
ダ・ヴィンチは籠手を飛ばしスコップのように引っ掻けて真上に飛ばす...ボールの先の景色が明らかとなり...道明寺達の予想通りAのパネルは【右】に掛けられていた
「やはりな、ゲームマスターは余程このミッションをクリアしてもらいたくないようだ」
「だがこれで大丈夫、右に詰めて押し込めば....」
道明寺達はボールを右に押し出し、前に押していくとプラスチックが破れるような音と、何かが凹む音がし...ファンファーレが鳴り響く
【はい正解だ!メイドウィンの誕生日は皆黒影の誕生日である10月6日で固定されている!まぁ個人の誕生日もちゃんと存在するから誕生日が二回あることになる!】
【つまりメイドウィンは誕生日プレゼントを二回貰えるんだよ、羨ましい?】
「メイドウィンというのは随分欲張りな神なんだね」
【む...まあいいや、次のボールが来るしパネルを直すから早く帰ってくれないかな?】
「よし、戻るか」
道明寺とダ・ヴィンチはクイズ部分のエリアから去っていく...その後ろでボールが焼失し、パネルが再生していった...