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*11*
月詠
「向こうに他の逃走者達が集まってますよ」
タマモクロス
「え、ほんとか?ならウチ達もそっち行かんとな」
たくっちスノー
「よし!」
……
ということもあり、遂に逃走者達が揃った。
たくっちスノー
「えーーーー、この度はリニューアルした逃走中に参加していただきありがとうございます。」
たくっちスノー
「リニューアルするに当たって、様々な変更点を用意しました」
たくっちスノー
「まずはゲーム時間の短縮。」
たくっちスノー
「色々と相談した結果、100分は持て余しすぎる、そこまで使う必要も無いと考え、70分に短縮となりました」
たくっちスノー
「まぁその分賞金とかも減っちゃうわけなんですがご了承ください……」
カノコ
「なんでさっきからカンペちらちら見てるの?」
アサル
「シッ!!」
たくっちスノー
「次、我々特別スタッフは今後あらゆる逃走中に参加します」
たくっちスノー
「思えば逃走中が始まる度に次々と起こる事件、事件、事件……そして時空企業たちの対応」
たくっちスノー
「それに愛想を尽かした月村さんが大型研修を初めて停止していたわけですが」
たくっちスノー
「俺たち3人は!そんな逃走中の治安を守り、時空犯罪者をぶっ飛ばし!最後まで安全に逃走中を完遂させるために結成され……」
アサル
「すみません」
たくっちスノー
「なんですか?」
アサル
「僕聞いてなかったんですがここってそんな治安悪かったんですか?単なるゲームですよね?」
月詠
「…………」
エイジア
「…………」
アサル
「なんで目をそらすの!?」
たくっちスノー
「まぁアサルは気にするな!お前は後方支援をやってくれればいい!戦闘は俺一人でも出来る!」
カノコ
「大丈夫大丈夫!その気になればアサルだってボッコボコに戦えるんだよ!これまでだって……」
アサル
「ば、バカ!余計な事を言うな!」
たくっちスノー
(最近の派遣社員は戦闘技能まで求められるのか………)
「さらに待った!」
たくっちスノー
「今度はなに!?」
「特別スタッフはここにもいる!!」
「そう!」
大地
「この俺!最強無敵の一人息子、宅地大地がね!」