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*40*
49:24
響
「あたし時空ヒーローもアイドルもやめてニートになろうかな」
或人
「時空ヒーローって仕事じゃないから響は既に無職じゃん」
龍我
「えっ」(数年間時空ヒーロー一筋だった男)
ションボリルドルフ
「もう逃走中とか八冠とかどうでもいいし………」
ナーバスタマちゃん
「なんかもう食うことも嫌になってきたわ」
たくっちスノー
「これはひどい」
たくっちスノー
「ルドルフさんとタマに関しては骨格まで変わってんじゃん!!なんでデフォルメ体型になってんの!?」
アサル
「なんというか……流石にこれは僕の手に負えなくて」
たくっちスノー
「なんか俺の手にも負えない気がしてきたんだけど…………」
たくっちスノー
「おい或人!!」
或人
「なんかもう何も考えられない、ギャグも言えない」
或人
「なんかもう面倒だから全部ヒューマギアがなんでもやってくれる世界にならないかな?」
たくっちスノー
「落ち着けぇ飛電或人!!それが行き着く先はブリキのラビリンスだ!!」
龍我
「俺って………無職の仮面ライダー………」
たくっちスノー
「だ、大丈夫大丈夫!割といるから!無職の仮面ライダー!ヒモとかニートも割といるから!」
たくっちスノー
「………………これ、どうすればいいんだ!?」
アサル
「………まず、ルール上3人にしなくてはなりませんが………」
たくっちスノー
「いや、全員追い出すぞ………制限時間の5分はとっくにすぎている、今回は状況が状況だから強制失格にはしないが、こいつらをどう引っ張り出すか………」
アサル
「………しかもこの状態もしっかり生放映されてるわけですよね」
たくっちスノー
「……………」
たくっちスノー
「ワルドの野郎………トシデンドの野郎………」
たくっちスノー
「俺たちがこれまで……どんな、どんな気持ちで耐えてきたと思ってるんだ」
たくっちスノー
「どこにやらせてもダメ、誰にやらせてもダメ、どうしてもマトモな逃走中にならない」
たくっちスノー
「だから長いこと研修までして、システムを見直して、アサル君みたいな派遣まで沢山かき集めて…………」
たくっちスノー
「いつになったらごくごく普通の逃走中が出来るようになるんだよ、俺らはァ!!!!」