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*64*
虚空
「……………」スッ
アサル
「何するんですかやめてくださいよ!!」
虚空
「ほい、ビトウ・アサル確保」
アサル
「なっ!?」
………
虚空
「逃走中の基本ルールは覚えているか?」
メタルメイドウィン
「バカにしているのか?ハンターから逃げることだろ」
虚空
「なら一般常識だが、スリをしようとしているやつを見つけたらどうする?」
メタルメイドウィン
「そりゃ止めるだろ、手を掴んだりして」
虚空
「そうすると、奴らはハンターに『触れる』だろ? 確保条件は余裕で満たせる」
メタルメイドウィン
「………いやダメでしょソレ、そもそも犯罪だぞ」
虚空
「じゃあ試してみる?」
………
虚空
「ほい余裕でした」
アサル
「それはダメでしょ人の防衛本能につけ込むなんて!アンドロイドの癖にやることがゲスい!」
アサル
「あの月村さん!これは流石にナシですよね!?」
月村
【当たり前じゃないですか!我々の名誉にも関わるようなことですよ!】
月村
【手等へのボディタッチの確認は認めますが、人の深層心理につけ込むような行動は一切認めません!】
アサル
「よかった……セーフか」
ハンター
「よくない、これはいけない」
ハンター
「覚悟決めろ?」
虚空
「ははは、お前らはどっち?」
ハンター
「ボッシュートになります!!」
虚空はハンターに蹴飛ばされてガラスをぶち破り3階から落下する
アサル
「ちょっと!?」
………
たくっちスノー
「ヤバいです月村さん!視聴数がどんどん増加しています!」
たくっちスノー
「既にハンター達の行動が切り抜かれてYouTubeやニコニコに上がってます!再生数ハンパねぇ!」
たくっちスノー
「多分これ逃走中が終わる頃にはMADとか作られまくってネットのおもちゃになるかと思われます!!」
たくっちスノー
「なんか俺も見てて面白くなってきた!どうなっちまうんだこれ!」
月村
【………とりあえず、メタルメイドウィンはハンターには向いてないというデータは取れました、暫くはゲームマスターかスタッフとしての運用になりそうです】