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*9*
………
たくっちスノー
「アサル!カノコ!そろそろ始めるから付いてこい!」
アサル
「はい!」
カノコ
「よっしゃ!」
………
たくっちスノー達は時空の渦を超えてショッピングモールへとやってきた。
たくっちスノー
「ここは大型販売店ショッキング・モール、今回の逃走場所になる所だ。」
アサル
「逃走エリアはここ1階から3階まで、エレベーターとエスカレーターは使用禁止ですね」
たくっちスノー
「おっ、ちゃんと調べてあるんだな」
アサル
「当然ですよ」
たくっちスノー
「さて、そろそろ知り合いがいてもいい頃………」
「トレーナーくん?」
たくっちスノー
「!」
シンボリルドルフ
「ああ、厳密には今の君は……クロノス社の特別スタッフだったかな?たくっちスノー君」
たくっちスノー
「ルドルフさん!」
たくっちスノー
「そっか、今回の逃走者貴方が居るんでしたね!」
シンボリルドルフ
「私だけではない、ほら」
たくっちスノー
「え?」
カノコ
「あ、見てよアサル!流星群」
アサル
「……あのなカノ、こんな真昼から流星群どころか星なんて見えるはずが………」
アサル
「ええええええええええ!!?」
たくっちスノー
「あっ、やべ!」
たくっちスノーは壊れないように咄嗟に窓を開け、中から白い稲妻を放った男が飛び出してくる
たくっちスノー
「………い、今のはサンダーオーラ……ってことは、エイジア氏か!?」
「………ん?お前、エイジアの事知っとるんか?」
たくっちスノー
「……あれ?違う」
シンボリルドルフ
「ああ、そういえば君は見ていなかったな。」
シンボリルドルフ
「紹介しよう、トレセン学園では私に並ぶ実力者だったタマモクロスと……」
シンボリルドルフ
「そのトレーナー、兼メイドウィン、鼓安カヤナさんだ」
たくっちスノー
「トレーナー兼メイドウィン!?」
タマモクロス
「よ!ルドルフから話は聞いとるで!ウチがいない間になんか物凄い事やっとったらしいな」
カヤナ
「時空最速やったか?俺とタマはそんとき別の大会出とったから関われんかったが、おもろかったで」
たくっちスノー
「は、はぁ………」