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*27*
「第6話」
「あかりの眠れない夜」
きつね
「強い、強い、強い!!ヨフカスが思ったより強い!!」
きつね
「思ったよりやばい!!」
いずる
「私もまさか、あんなに早く止められるとは思わなかった………首取れると思ったのに」
きつね
「お前もお前で結構えぐいな」
あかり
「大丈夫?2人とも……」
きつね
「………結構油断してた、なんでか分かんないけど、あいつ結構強かった」
きつね
「………くっ」
ゆらぎ
「そんなに………自信があったのですか?」
きつね
「大ありよ、あのドクロ丸の斬撃を弾けるやつなんて………」
きつね
「弾けるやつなんて…………」
まりあ
「…………また遊ばれてましたわね、我々」
あかり
「うん、でも私たちが居るから他の人は夜更かしに巻き込んでないけど」
きつね
「今のままじゃ飽きられたら終り、簡単に倒されちゃう」
あかり
「どうすれば………うーん、うーん」
きつね
「考えていても仕方ないでしょ、強化合宿とかなら好きなだけ付き合うけど」
あかり
「そういうのもだけど………う、うーん………」
ガクッ
ゆらぎ
「あかり!?」
きつね
「おい、あかり………」
………………
きつね
「参ったな………肉体は問題なかったが、魂………精神だけで戦っていた事による疲労というやつか」
まりあ
「精神的疲労……ですのね」
きつね
「これじゃ迂闊に戦えない、基本的に毎日奴らは来るし………」
ゆらぎ
「と、とにかく……あかり、今晩は部屋から出ず変身もせず大人しく休んでて」
あかり
「うん………」
きつね
「つーわけで、今夜はあかり抜きで頑張るけど3人も気をつけて、なるべく休日を作った方がいいかもしれないわね」
まりあ
「ええ………」
いずる
「私は平気だから」
きつね
「そうはいくか」
まりあ
「ゆらぎさんは大丈夫ですの?」
ゆらぎ
「私はいつも昼に寝て休んでいますので………」
まりあ
「やはり冥界でも睡眠は必須なのですね…………」
きつね
「あかり大丈夫か?なんか持ってきてやろうか?」
あかり
「今は大丈夫………」