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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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*32*

【第7話】
「いずるの愛が止まらない」

きつね
「あかり、私明日学校休むわ」

あかり
「え、なんで?」

きつね
「ちょっといずるの事が気になってね」

あかり
「いずるちゃんが?分かった………でも私の家入れるの?」

きつね
「ああそこら辺は大丈夫、しっかり考えてあるから」

きつね
「まぁ何も悪いことするわけじゃないから、お願い」

あかり
「うーん………お家にはゆらぎ姉ぇもいるし大丈夫かな」

きつね
「すまないねあかり!」

……………


きつね
「よっこいしょ、誰も見ていないな………」


きつね
「よし」スボッ


カチャッ


きつね
「お邪魔します」

ゆらぎ
「待ちなさい」

…………

ゆらぎ
「今どうやって鍵開けました?」

きつね
「ぴ………ピッキング」

ゆらぎ
「誤魔化したみたいな言い方してますがピッキングもアウトですからね?」

きつね
「そ、それはそうだけどよ………頼む、俺とお前の仲だろ、あかりも話してある」

ゆらぎ
「はぁ………それで要件は?」

きつね
「まあ何、いずるの事が気になったんだ」

ゆらぎ
「いずるさんの………はぁ、分かりました、仕方ない人ですね」

…………

きつね
「というわけでお邪魔しまーす」

きつね
「そういやゆらぎっていずると話はするの?」

ゆらぎ
「いえ………それが彼女、あかりが帰ってくるまではずっと自分の部屋に引き篭ってて………」

ゆらぎ
「御手洗の時は流石に出てきますが、食事もいつ済ませてるのか分からなくて………」

きつね
「典型的なヒッキーの生活だな………あかりはちゃんと学校行ってるのにこの歳になって何してんだ………」

きつね
「部屋入れない?幽霊でしょ?」

ゆらぎ
「気になって入ろうとしたら塩投げられました」

きつね
「えっやっぱ幽霊に塩って効くの?」

ゆらぎ
「いえ、なんとなく避けてしまって………」

きつね
「じゃあ俺が入るか」ズボッ

ゆらぎ
「鍵穴に指突っ込むのやめてくれません?」

きつね
「別に壊すわけじゃないんだからいいだろ別に」


きつね
「お邪魔しま」

ぶわっ!!

きつね
「ぎゃああああああああ!!!!」

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