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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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*33*

きつね
「げほっ!!げほっ!!これコショウじゃねーか!!」

ゆらぎ
「いずるさん!?」

いずる
「…………何 いたの」

きつね
「居るよ、あかりにも許可は貰った 」

きつね
「ちょっとお前と話がしたくて」

いずる
「いらない 帰って」バタン

ゆらぎ
「…………ほら、彼女あかり以外には全然心開かなくて…………」


ゆらぎ
「あれ?きつねさん?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いずる
「はぁ………なんだろ、あかり 変なのに絡まれてる」

きつね
「変なのとは失敬だな」

いずる
「!!?」

きつね
「アンタが部屋を閉める直前に、【ほんの一部】だけ侵入させてもらった」


きつね
「1部でも入れたら、それは俺の領域さ」

いずる
「…………出てって!」

きつね
「いいだろお前」

いずる
「嫌!」

きつね
「……………」


きつね
「単刀直入だが、お前ってこの世界で生まれたんじゃないんだろ」

きつね
「俺と同じで」

いずる
「!」

きつね
「まぁそれはいいよ、今の時代その気になれば誰でも出来ること、珍しいことじゃない」

きつね
「でも、一体どんな事情があってここに居るのかが個人的に気になんだよ」

きつね
「よそんちにあがりこむそれはいい!時空出身者でも義務教育はしっかり受けるべきなんだよ、法律はあるからな」

きつね
「だいたい親は?17歳以下は何かしらの保護者の許可がないと他世界には行けないようにしてるの、普通はな」

きつね
「好き勝手に行ける時なんて逃走中ぐらい、今最近は1度もやっていない」

きつね
「遭難者じゃないなら普通に通報するけど、なんなの?」



いずる
「………………」


いずる
「言うよ」

きつね
「ああ、聞かせ__」


シャキン!



きつね
「……………おいおい」

いずる
「やっぱり………黒い血、マガイモノ……」


……
いずる
「黒山きつね」

いずる
「私の事を全て知るのはいいけど、あかりにバラすような真似をしたら」

いずる
「貴方がたくっちスノーだと、世間にバラすよ」

きつね
「ば……バラしてどうこうってなるわけじゃないが、絶対言わないから安心しろ」

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