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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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*38*

~そして夜~

ゆらぎ
「…………あかり、本当に夜更かしするの」

あかり
「したい、どうしても」

ゆらぎ
「どうして急に……」

あかり
「気になることがいっぱいあるから」

ゆらぎ
「………気になること?」

あかり
「だって、こうでもしないと姉ぇと2人っきりで話せないし……」

ゆらぎ
「………もう、あかりってば、どうしました?」

あかり
「きつねちゃんには先に話したんだけど………ヨフカスが言っていたの」

あかり
「人間だった時のことは何も覚えていないって言ってたの、それって……」

ゆらぎ
「まさか!冥界にとって生前の記憶はかけがえのないもの、冥王様が厳重に管理している以上………有り得えません!」

あかり
「そうだよね、ゆらぎ姉ぇは覚えてるもんね…………」


あかり
「…………という、か………冥王様って何してるの?」

ゆらぎ
「あかり」

あかり
「うん」

ゆらぎ
「話をしたいなら、続きはプリキュアににってしましょう」

あかり
「う、うん………グッドトーカー、レッツゴースト」


…………

キュアナイト
「冥王様って、よく分かんないんだよね………これ作ったりとかしたんだし凄い人なの?」

キュアスプーク
「凄い……というよりは、全てみたいなものです」

キュアスプーク
「冥王様の力がなければ幽霊は転生できませんし、何より存在を維持出来ません」

キュアスプーク
「命が繋がっていく転生という行いがなければ生物は維持出来ないのですよ」

キュアナイト
「じゃあ、夜更かしってすごいダメみたいに言うけど………現世に来る前からヨフカス達って酷かったの?」

キュアスプーク
「それはもう………午前頃は皆真面目なのに、夜中になるといつもああで………」

キュアナイト
「お昼は真面目ならいいんじゃないの?」

キュアスプーク
「冥界は夜の方が大事なんです、寝る子は育つといいますし」

キュアナイト
「じゃあ、私たちが止めないと………」

キュアスプーク
「ネボーンになるような人は転生は出来ません、私たちが反省を促さないと」

…………

きつね
「ふーん、ふむふむ、そういうことね……」

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