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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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*4*

〜その夜〜

きつね
「……………はぁ、女の真似がこんなに難しいとは思わなかった」

きつね
「ったく………雪にちゃんと聞いとけばよかったな……と」

きつね
「時刻は午後10時……例の奴が来るのはこの辺りだな」

ゆらぎ
「貴方?」

きつね
「うわっ!!!おっととと、危ねぇなこんな夜中に!!ぶった斬るぞ!!」

ゆらぎ
「貴方こそ、子供が屋根の上なんて………怪しい以上の何者でもありませんよ!」

きつね
「子供じゃねぇーっ!!俺はループした年数を含めたら666歳だ!!」

きつね
「って………お前その足!!幽霊ってやつか!?」

ゆらぎ
「………あら!そういえば会話が通じてる………私が見えるの!?」

きつね
「ま、まぁな……本命じゃなさそうだが………」

ゆらぎ
「本命……まさか貴方!」



きつね
「………あ、来た!隠れろ!」

ゆらぎ
「ちょっと………」



………

あかり
「……………不思議と寝れないなぁ、ちゃんと布団にも入ってるのに」


「フッフフフ………フウフウフー」

あかり
「ん?」

ガラッ

ヨフカス
「さぁ、君も一緒に朝まで遊ぼうか……」

ゆらぎ
(………あかり!)

きつね
(えっ、ここあかりの家だったのか!?)


あかり
「んー………」



あかり
「トイレ行ってからでいい?」



ヨフカス
「いいぞ!」







ヨフカス
「って、言葉通じた!?おーい!!御手洗済ませたら広場で待ってるから!!」





きつね
「そうはいかねぇなぁヨフカス!!」ブンッ

ヨフカス
「何!?」

きつね
「きえーい!!」ブンッ

ヨフカス
「………び、びっくりした!!俺はもう死んでるんだった!」

きつね
「あっそうだった!ついいつものノリで!」

ゆらぎ
「下がっててください!………ヨフカスナイトクラブ!現世に迷惑をかけ冥界の秩序に背く貴方を許しません!」

ヨフカス
「くっ、あの老いぼれの追っ手が来たか!」

ヨフカス
「せっかくの遊びを邪魔されてたまるか!先に向かってるぞ少女!」

ゆらぎ
「待ちなさい!」

ジャー

あかり
「………ん?あれ?さっきのお兄さん、どこ行ったのかな」

あかり
「………広場、行かないと」









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