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*65*
………そして、放課後
きつね
「待ってたよまりあ、さぁ……家行こう!」
まりあ
「その前に1つ確認よろしくて?」
まりあ
「……なんか、多くありません?」
きつねの傍にはあかり、ゆらぎ、いずるの姿もあった
まりあ
「……あえて深くは聞きませんが、何故あかりさんまでついてくるのです?」
あかり
「だって私もまりあちゃんのお父さん気になるよ!」
まりあ
「まぁ貴方は構いませんが……それより」
まりあ
「いずるさん、いつの間にここに……」
いずる
「興味があってついてきた、駄目だった?」
まりあ
「いえ、大丈夫ですけど……」
あかり
「ねぇねぇ!早く行こ!」
ゆらぎ
「ちょっと待って下さい……あの、本当によろしいのですか?私たちまで」
まりあ
「お父様には既にプリキュアの事も話していますわ……というよりはそれも知ってるような素振りをしてましたわね」
あかり
「きつねちゃんみたい!」
きつね
「それ褒めてんの?」
まりあ
「さぁ、着きましたわ」
まりあが立ち止まり、目線にある家は正に豪邸と呼べるものだった
あかり
「うわー大きい」
ゆらぎ
「立派なお宅ですわね」
きつね
「へぇー、すげぇな…あんま見かけねぇぞこんなの…いやプリキュアではわりとあるか……?」
まりあ
「ただいま帰りましたわ」
すると奥から1人の男性が現れた
「ああ、待っていたよ……まりあ」
その男性は、まりあに少し似ているが……まだ20代のように若々しく見えた
あかり
「この人がまりあさんのお父さん?」
「へぇ……私を尋ねてきたか、するとたくっちスノーは?」
きつね
「俺……ですけど、あの……貴方が……」
「まぁ立ち話もなんだ、遠慮なく上がってくれ、プリキュアの皆も」
あかり
「やったー!」
いずる
「いいの?」
「ああ、まりあの友達のようなものだからね」
……
快く上がったあかり達は、改めてまりあの父……まりんから話を聞く
まりん
「改めて、私は……たくっちスノーの兄の1人、意大まりんは仮の名前」
まりん
「正式には、『マーリン・ヴォーディクス』という名前だ」