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*7*
『第2話』
「あっちこっち!プリキュアってなんだろな
「なんと!ネボーンが倒されて無理矢理冥界に送り返されたと!?」
「冥界の奴らも随分勝手な振る舞いするねぇ」
ヨフカス
「まぁ良いでは無いか皆、中々面白い見世物だったぞ」
「でもなバディよ、そいつの言い分確かなら俺達の邪魔をするんじゃないのか」
ヨフカス
「その時はその時だ、夜更かしを楽しんでナンボ!我らヨフカスナイトクラブは楽しければそれでいいのだ!」
ヨフカス
「どうだ?お前も見てみないか?爺や」
「ホッホッホ………このヤショッキン、本日は最高の夜更かし料理を作ってみせましょう」
ヨフカス
「期待しているぞ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
その翌日………
あかり
「ただいまー!」
ゆらぎ
「おかえり、あかり」
きつね
「…………失礼しますわ」
ゆらぎ
「あら」
……
あかり
「あっ、紹介するね……転校生で、隣の席の黒山きつねちゃん!」
きつね
「あ、ああ……昨晩ぶり」
ゆらぎ
「………」
きつね
「………あかり、知らないことはなんでも聞いていい、だったね?」
あかり
「うん、何?」
きつね
「その………アレだ、あかりは……見えるの?幽霊」
あかり
「………そうみたい」
きつね
「みたいって……」
ゆらぎ
「でも現に、あかりは幽霊の私やヨフカスが見えていたわけだから………」
あかり
「ねぇ姉ぇ、昨日のアレはなんだったの?」
あかり
「ココ最近夜更かしが酷いのはあの人のせいっぽいけど………」
ゆらぎ
「………貴方を巻き込んだ以上、話すしかなさそうね」
きつね
「…………私も聞くよ、ヨフカスの事は私も捕まえに来たようなものだからね」
ゆらぎ
「………その前に、冥界について説明するね」
あかり
「冥界って………」
ゆらぎ
「……死んだ後に必ず通る世界よ」
あかり
「えっ、天国じゃないの?」
ゆらぎ
「いきなり天国に行けるわけじゃないみたい、それまでに私達は冥界で過ごすの……その時の姿がこれね」
あかり
「へぇー、ゆらぎ姉ぇは冥界で何してるの?」
ゆらぎ
「ここと余り変わらないわ、仕事して寝る、それだけです」