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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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きつね
「てか、いずるって今家で一体何してるの?」

いずる
「え……なんでもいいでしょ」

あかり
「えーと、最近は家の手伝いはよくしてくれるようにはなったよ、ゆらぎ姉によると掃除とかしてくれるようにはなったって」

いずる
「……そういうアンタはどうなの?」

きつね
「色々やってるに決まってるだろ!兄さんの家だし部屋貸してもらってるんだからな」

きつね
「掃除、花壇の水やり、ペットのケア、買い出し、点検、マッサージ何から何までバッチリよ」

まりあ
「えっ貴方そこまでやってまして?」

きつね
「それまでまりあはバレー部で活動してるからな、帰るまで暇なんだよ俺も」

あかり
「部活やってないの?」

きつね
「やると無双しちまうからな、空気を読んであげてる」

いずる
(空気って………)

いずる
「あかりも部活動してたよね」

あかり
「うん、写真部やってるよ」

きつね
「つまり、部活が終わる5時まで俺といずるには時間があるわけだな」

きつね
「まぁそっちにはゆらぎもいるわけだが……」

あかり
「ううん、ゆらぎ姉は夕方から晩御飯までは冥界にいるよ」

まりあ
「えっ、そうなのです?」

あかり
「うん、幽霊の食事は冥界で食べる必要があるんだって」

きつね
「へー、幽霊も不便なんだな………」


………

きつねから一通り調べられてしばらく後、あかりは家へと向かっていた

きつね
(きょうはなるべく早く家に帰れ、いずるには内緒でな)

あかり
「なんてきつねちゃんは言ってたけどどういうことだろう………?」

あかりは疑問に思いながらも家に辿り着く

あかり
「ただいまー」

ドッガリン!!ガシャッ!!

あかり
「!?」

扉を開けた途端、大きな物音が響く

ドタドダドタ

いずる
「あ、あ、あかり!?」

あかり
「あ、いずるちゃん……えと」

いずる
「あっ、今日は……早かったね」

あかり
「えっと、何

いずる
「大丈夫だから、何も無いから」

あかり
「んー……?」


………

いずる
「び………びっくりした………こんな早く帰ってくるとは思わなかった……」

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