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グッドナイトプリキュア!(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 99ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 オリキュア プリキュア 
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*76*

一方、意大家では

まりあ
「今日の晩御飯持ってきましたわ」

きつね
「毎度毎度持ってきて………俺は別に必要ないのに」

まりあ
「仕方ないでしょう、お父様が貴方の分も作るのですから」

きつね
「まぁ、出されたからには食わないと失礼だからちゃんともらうけど」

………

きつね
「兄貴もよく分かんねぇな、俺達マガイモノに食事が必要ないことくらい分かってるはずなのに」

まりあ
「必要ない事と、だからってやらないことは別でしょう?お父様はそう言ってましたわ」

きつね
「そりゃまぁ、それはそうだけど………意味が無いと虚しくもならない?」

まりあ
「不老不死というのも面倒な個性ですのね……」

きつね
「どっかの世界にはどんな事でも永遠に後回しに出来るからって不老不死を望んでるやつもいるらしいけどな、俺には理解出来ねぇ」

まりあ
「…………ねぇ、えと、きつねさん」

きつね
「なんだ」

まりあ
「不和さんは………私とも、夜空さんとも違う存在なんですわね?」

きつね
「まぁ人間ではあるが、そうだな」

きつね
「ああいう別世界からの旅行者なんてよく居るからな、あいつみたいにホームステイまでしてんのは珍しいが」

きつね
「ただ、何もやましい事とかしてないといいが」

きつね
「してたとしてもゆらぎが止めてくれるか」


……………


あかり
「ゆらぎ姉、一応出たけどお風呂入………」


あかり
「!?」


ゆらぎ
「………」プチッ

いずる
「あっ……あっあっあっ」

あかり
(あっやばい、ゆらぎ姉が機嫌悪いモードに入ってる)

あかり
(怒りをある程度抑える為にプチプチを潰してる時の状態だ!)

ゆらぎ
「あかり?どうかしたの?」

いずる
「あ、あかり助け………」

あかり
「ごめんやっぱりなんでもないよ」バターン

いずる
「あかり!!?」

ゆらぎ
「いずるさん?」

いずる
「ひっ………」

…………

きつね
『え?ゆらぎがいずるにキレてる?』

きつね
『ウケる』

あかり
「ウケないで!!怒ったゆらぎ姉は本当にやばいんだから!!」

きつね
『やばいって、何がどう?』

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