完結小説図書館
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ウマ娘 オールスター 多重クロス
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~
*13*
〜数年前〜
中等部時代、ライスシャワーとトレーナーはとあるG1に全てをかけ………負けた。
10位という、誰から見ても惨敗という結果で終わった。
ライスシャワー
「ごめんなさい、お兄さま……ライスは………」
「気を落とすなライス……ただ、俺が思い通りにお前を導けなかった、それだけだ」
ライスシャワー
「………どこに行くの!?」
「俺もまだまだ『お兄ちゃん力』が足りないみたいだな………」
「また会おう!いつか、俺が『最強のお兄ちゃん』となって、お前が『極上の妹』となった時に!」
ライスシャワー
「お兄さまーーーーーーーっ!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
雪
「そんなことがあったんだね……」
大地
「ごめん最強のお兄ちゃんって何?(正論)」
ライスシャワー
「あの時のこと……ライスは今でも覚えてる、もし、ちゃんと勝ててたら………」
たくっちスノー
「噂をすれば例のそいつじゃないか?」
雪
「え?」
トレセン学園の校門に、シルエットが1つ……
大昔のウエスタンな雰囲気を醸し出し……謎の突風に巻かれ……それが近づいてくるのが見えた
たくっちスノー
「何カッコつけてんだ早く来い!!」
「………」
ライスシャワー
「あっ……」
「…………良い妹面になったな、ライスシャワー」
ライスシャワー
「お兄さま!」
たくっちスノー
「え、お………お兄さま、トレーナー!?あれが!?」
そこに現れたトレーナーは……ライスシャワーのように青い薔薇が付けられた帽子を付け、その顔にはウマ娘よりよほど獣チックな………というか狼な要素がついた……
雪
「……あ、貴方もしかして……別世界の人間ですか………?」
大地
「………あれ、こいつどっかで見たことある気がするぞ母さん」
雪
「え、ほんと?」
「………彼女は?」
たくっちスノー
「お前のサブトレーナーだよ、一緒にライスシャワーを育てるために来てもらった」
たくっちスノー
「俺はたくっちスノーだ、あんたは?」
「たくっちスノー………そうか、お前がたくっちスノーか………会いたかったぞ………」
ブルーメン
「俺の名前は、ブルーメン・ブラット」
ブルーメン
「俺はお前の………『お兄ちゃん』だ」
たくっちスノー
「は?」
たくっちスノー
「はああああ〜〜〜〜〜〜!!!?」