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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
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*18*
………
理子
「リトルココン、ビターグラッセ、エグゼ杯までの大まかな目標を伝えます」
理子
「まず我々の世界のG1の長距離………有馬記念」
理子
「その次に時空に進出し、エグゼ杯に近いコース構成のレースへ」
理子
「そしてかの時空ダービーにも参加させます」
グラッセ
「直ぐに時空には出ないのか?」
理子
「急ぐ必要もありません、この世界で結果を残すことも大切なことです」
ココン
「分かってる、ここで1着取れなきゃ話にならないし」
グラッセ
「だな!」
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ルドルフ
「自分にしか出来ないトレーニング法を思いついた?」
たくっちスノー
「ああ、見ててくれよ………」
たくっちスノー
「マガイモノチェンジ!!グラスワンダー!!」
たくっちスノーは手を叩くと、足から頭にかけて成分が吹き出し、表面の液体が流れる頃にはグラスワンダーそっくりに変化していた
ルドルフ
「これは………確かに凄い力だ」
たくっちスノー
「それだけじゃない、走る力もグラスワンダーそっくりだ」
ルドルフ
「ほう」
たくっちスノー
「てなわけで、模擬レースだ………俺の手にかかれば、どんな奴にでもなって対策を得られるぞ」
ルドルフ
「そういうことか、分かった」
〜数分後〜
たくっちスノー
「………ただ、これ5分しか持たないのが難点なんだよな、もう1回変身して……」
ルドルフ
「いや、もういい」
たくっちスノー
「えっ」
ルドルフ
「………あまりこんなことは言いたくないが、トレーニングとして役に立つ事は無いだろう」
たくっちスノー
「えっなんでだよ!?一言で言うと!?」
ルドルフ
「一言で……そうだな、一知半解…マガイモノとはよく言ったものだ」
ルドルフ
「確かに君のトレース技術は優れている、適正自体はグラスワンダーと同じだろう」
ルドルフ
「だが……肝心な『君自身』の走りがダメなんだ」
ルドルフ
「走るフォーム、呼吸の仕方、ポジショニング………素人と中央のウマ娘ではそこに大きな差があるんだ」
ルドルフ
「まだ基本が出来ていないトレーナー君では……ウマ娘の代わりにはなれないだろう」
たくっちスノー
「な、な、な、な………!!!」