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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
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たくっちスノー
「月詠氏から聞いたけどなんだこれ!?お前のトレーニングなんだよ!?」
ブルーメン
「何って……俺はお兄ちゃんとしてライスシャワーに適切なトレーニングをしているだけだが!?」
たくっちスノー
「キャッチボールやキャラ弁やハイキングが適切なトレーニングか!?」
たくっちスノー
「確かに自由なやり方がかつてのトレセン学園の魅力だが、もう少し真面目に取り組んでくれよ兄貴!!」
ブルーメン
「真面目だと?俺のどこが真面目じゃないと言うんだ弟よ!」
たくっちスノー
「その兄ムーブが既に真面目じゃねーわ!脹相でもそこまでお兄ちゃん遂行しねぇよ!」
ブルーメン
「ならお前は妹に対して何をすればいいと思うんだ」
たくっちスノー
「ほら……その、いい走り方を教えるとか、一緒に走るとかさ!」
たくっちスノー
「結局元を辿ればレースなんだから、走ることが一番大事だろ!」
たくっちスノー
「それともアンタ、走れないのか?」
ブルーメン
「………ほう、それはつまり」
ブルーメン
「お前やライスはお兄ちゃんとかけっこがしたいのか?よし、付き合ってあげよう」
たくっちスノー
「…………なんでそーなるわけ?」
ブルーメン
「いや、だってさっきの言い方だと、一緒に走ろう的な感じだったじゃないか」
ブルーメン
「まあそういうことなら仕方がない、一緒に走ってあげるぞ」
たくっちスノー
「いや、だから違うって言ってるじゃん……ああもういいや!やってやるよ!ルドルフさん呼んでくるから待ってろ!」
………
こうしてたくっちスノーとシンボリルドルフ、ブルーメンとライスシャワーの異色の野良タッグレースが始まった。
たくっちスノー
「このレース場は中距離を想定している、ここでいいな?」
ブルーメン
「ああ、問題ない」
ライスシャワー
「ごめんなさい、巻き込んじゃって……」
ルドルフ
「構わないよ、これも1つの経験だ」
たくっちスノー
「俺だって必死に鍛えてんだ、絶対負けねーからな!!」
ブルーメン
「それは楽しみだ……さぁ、楽しもうか、弟と妹よ」
雪
「なんでこんなことに………」