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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
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*86*
そして遂に………
理子
「本日より、URAファイナルズを開催致します」
理子
「直ちに、こちらで決めた距離のレース場へと向かうように」
………
エイジア
「ついにこの時が来たか!!URAファイナル!」
ヤード
「ウララはダートコースだからお前たちとは戦えないが、応援はしてるぞ」
藍極
「短距離は既に終わらせてきた!!バクシンオーがぶっちぎったぞ!!」
灰作
「ちょっとアンタはガチすぎて無理」
たくっちスノー
「短距離組が可哀想だと思わないのか」
藍極
「でもハッピーミークも1着取ったぞ!」
たくっちスノー
「いやそれミークがおかしいだけなんだよ、なにあいつ芝もダートも走って全距離OKて」
雪
「たくっちスノー、そろそろ私たち長距離組の時間だよ」
たくっちスノー
「おっといけない、行こうかルドルフさん」
シンボリルドルフ
「ああ………」
…………
藍極
「分かるか?」
灰作
「ああ………たくっちスノーの奴、普通を装ってるがすげーピリピリしてんな、殺意が隠しきれてない」
エイジア
「……ここんところ、トレセン学園に乗り込むマスコミ多いからな」
ヤード
「それもその殆どがたくっちスノーのアンチで、悪い所でも見せないかと躍起になっていると来た」
雪
「たくっちスノー………」
エイジア
「かと言って手でも出したら奴らの思う壷だ」
雪
「…………なんだか嫌な予感がしてきたよ」
エイジア
「と、俺達も長距離だ……あいつを追いかけよう」
雪
「うん……でも兄さんとライスちゃんをまだ見てないんだよね、どこ行ったんだろう」
………
ライスシャワー
「………来たね、お兄さま」
ブルーメン
「ああ」
ブルーメン
「もう大丈夫だ、前と同じことは起こらない」
ブルーメン
「俺が『お兄ちゃん』である限り、絶対に誰も苦しまない」
ライスシャワー
「………」
ブルーメン
「次こそは勝とう、URAファイナルズ」
ライスシャワー
「…………うん」
ライスシャワー
「また、頑張ってもいいかな」
ブルーメン
「ああ」
ブルーメン
「妹達が待っている………勝ちに行くぞ」