完結小説図書館
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ウマ娘 オールスター 多重クロス
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~
*92*
たくっちスノー
「今まではさ、正義の悪役として、たくっちスノーとして………どんな誹謗中傷にも耐えてきたし、俺の関係者を絡めて非難するような奴は始末してきた」
たくっちスノー
「でも………それが上手くいってきたのは俺が1人だったからだ」
たくっちスノー
「………トレーナーになって、あの時まで、すごく傍に居る人にまで迷惑をかけることになるなんて知る由もなかった」
たくっちスノー
「なんか、こうして見ると………嫌になっちゃうな」
たくっちスノー
「雪が、自分の存在を消してしまいたいと思った気持ちが、なんとなく分かっちゃうんだ」
ライスシャワー
「自分の……え、どういう……」
たくっちスノー
「ああ、だいぶ昔の話だ……」
たくっちスノーは話す、雪がかつて追い詰められて、自分の罪を存在ごと消してしまおうとしたこと、それを利用して量産型という操り人形を作られたこと
たくっちスノーやexe達がそれを止めたこと……
【詳しくは『ピースフル第2部』〜『逃走中アルティメットブレイク』を参照】
たくっちスノー
「………局長代理か、アイツのこと全くわかってなかったな」
たくっちスノー
「………でも、アイツのように消えるマネはしたくない、だから俺も雪を止めたんだしな」
たくっちスノー
「俺、どうすればいいんだろうな……」
シンボリルドルフ
「………トレーナー君は、それでいいのか?」
シンボリルドルフ
「自分が耐え続けて、言われたままで……辛くないのか!?」
たくっちスノー
「辛くないか……だと?」
たくっちスノー
「辛いに決まってんだろ!!!」
たくっちスノー
「本当は僕だって褒められたりしてぇよ!!誰にも迷惑かけたくないし、楽しいこといっぱいしたいよ!!」
たくっちスノー
「でもしょうがないだろ!?僕はたくっちスノーだぞ!?」
たくっちスノー
「たとえ罪が無くなっても、どんなに今ヒーローのような活躍をしても、こうして誰かを助けても!!」
たくっちスノー
「時空の中で史上最悪の時空犯罪者たくっちスノーのレッテルは消えないんだよ!!他でもない僕のせいでな!!」