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ナントカ三術将 玩虹術士の迷宮(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 63ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 おもちゃ ナントカ三術将 レトロ 
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*3*

ユニ
「おや、黒いカード………数字以外もありますね」

メアト
「トランプ?」

たくっちスノー
「ま、まさか………マジで言ってんのかおまえら!?」


たくっちスノー
「まさか、お前らUNOを知らねーのか!?」

ジーン
「UNO?………なんですかそれ」

たくっちスノー
「!!」

イグニス
「聞いたことないな」

メアト
「初めて見たわ」

たくっちスノー
「おいおいおい………なんでんなこと……」

たくっちスノー
(………そうか!!ルービックキューブもUNOも、人間が作り出したおもちゃじゃないか!)

たくっちスノー
(魔族のジーン達が知ってるはずがねぇ………)

たくっちスノー
「…………えーと」チラッ

【玩具を楽しめば出られるよ!】

たくっちスノー
「やっぱりそういうオチか」

たくっちスノー
「えー………コイツらとUNOしなきゃなんないの?」

たくっちスノー
「UNO知らない希少種と?」

ジーン
「これで遊べと言われても………」


たくっちスノー
「………ルールを説明するからまぁ座れ」


ーーーーーーーーーーーー

たくっちスノー
「いいか、まず前提としてこのゲームはローカルルールが多いから俺がよく遊ぶやり方でやるが、それでいいか?」

メアト
「なんでもいいわ」

たくっちスノー
「まずそのカードから合計7枚になるように手札を引く」

シャッシャッシャッ

たくっちスノー
「で、残った山札からカードをここに置く、今回は赤色の4か」

たくっちスノー
「このゲームはこの下にカードを置いて、手札を使い切ったやつが勝ちなんだ」

たくっちスノー
「カードを置ける条件はいずれか2つ」

①下のカードと同じ数字
②下のカードと同じ色

たくっちスノー
「つまり今回は赤色か、あるいは4なら置けるわけだ」

たくっちスノー
「今回はウチのローカルルールで、同じ数字に限り何枚でも置けることにしよう」

イグニス
「大体わかった」

ジーン
「最初は誰にします?」

たくっちスノー
「俺にやらせて、右回りでいいでしょ」

………


たくっちスノー
「はいよいしょ」

ジーン
「おっと赤色……出せばいいんでしたね?」

ジーン
「これで」ビターン!


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