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*4*
ジーン
「ふふふ………赤、青、黄、緑………色鮮やかな札を握ると心が躍りますね」
メアト
「赤色ないんだけど!」
たくっちスノー
「そういう時は山札から1枚引いてターンエンドだ」
メアト
「ちぇー」
イグニス
「オレの番か………たくっちスノー、この黒いカードはいつ出せる?」
たくっちスノー
「ん?どれどれ………ああ、そいつは切り札だ」
たくっちスノー
「なんにでも出せる上に、出した時に好きな色に変えられるんだ」
イグニス
「なるほど、温存しておいた方が良さそうだな………今はこれを出す」スッ
ユニ
「僕の番ですね………ではここで数字以外の奴を」
ジーン
「なんですかそれ?停止マーク?」
たくっちスノー
「げっ!?スキップじゃねーか!?これを出されると次の奴が飛ばされるんだよ!」
ジーン
「となると再び私の番ですね………あー、もう赤色ありませんね、私も引きます」スッ
メアト
「これパス出来ないの?」
たくっちスノー
「ないよ、素直に引け」
メアト
「ちぇー」スッ
イグニス
「黒いカードを使う、色は緑だ」
ユニ
「緑ですか、これは随分縁起のいい……たくっちスノーさん、この2って普通のとは違うんですか?」
たくっちスノー
「それ隣の俺に聞く?まあいいや緑だし出してみろよ」
ユニ
「はい」
たくっちスノー
「更にドロー2!!」
ジーン
「えっ、ちょっとちょっと説明してくださいよ!!」
たくっちスノー
「ドロー2………こいつは恐ろしいカードでな、隣のヤツにカードを2枚追加させるんだ」
たくっちスノー
「回避する方法は1つ!自分もドロー2を出して隣に押し付ける!!」
ジーン
「はああああ!!?えーっとえーっと、あった!!くらえメアト!!」
メアト
「はあ!?………あった!!イグニスなんとかして!!」
イグニス
「オレも持っている」
ユニ
「ちょ」
ユニ
「…………………今、何枚出されました?」
たくっちスノー
「ユニ、俺、ジーン、メアト、イグニス」
ユニ
「……………え、10枚ドロー?」
たくっちスノー
「大丈夫だ、UNOではよくあるやつだ、割とマジで」
ユニ
「これ私勝てます?」