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MM逃走中 イグニスの出られない1日(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 50ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作同時展開 
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78:29


餅兎ユーニアス
「次?誰来た?」

たくっちスノー
「なんでアンタまで物陰に来たの?」

餅兎ユーニアス
「なんとなく」

レオン
「それで俺らはなんで隠れたんだ?」

たくっちスノー
「時間的にあと少し、だが間違いなく挑むやつはいる」

たくっちスノー
「ここからもう1回ヘリオールタイム発動して、ハンターもう一人増えてそれで誰かやられたら面白そうだなって」


たくっちスノー
「あとは割り込んで一人だけ悠々と余裕決め込みながら占スクやるんだ」

レオン
「へー、まさか俺と同じこと考えてるなんてやっぱヒール役は違うな」

餅兎ユーニアス
「私なんでここにいるんだろう」

たくっちスノー
「後から正気に戻っても遅いんだよ?」


餅兎ユーニアス
「あっ誰か来た……あっ」







オーダイル
「ダイダイ」

たくっちスノー
「俺のオーダイル!?(正確には雪のだけど)」

レオン
「えっ、あれ出来んの?大丈夫なの!?」

たくっちスノー
「うーん………まぁポケモンって賢い生物ではあるかは出来なくはないだろ」

…………

……

ジーン
「…………すごい力だ」

イグニスに掛けられた【愛情の呪い】は少しずつ街を変えていった

ジーン
「守影術士の人気はうなぎ登り………影柱を模したアートまで作られるとは………」

ジーン
「………ぐ、どうせなら私に………」

ジーン
「って何言ってるんだ私は!紛い物の人気なんて虚しいだけだろう!」

ジーン
「おや?」

ジーンが行動していると、メアトが歩いてるのが見えた

ジーン
「メアト!」

メアト
「あっジーン、まだいたんだ」

ジーン
「まだって私も選手だからな!?何してるだこんな所で」

メアト
「暇つぶし」

ジーン
「暇つぶしって………私もイグニスも頑張ってると言うのn」

と、その時マガフォンから着信が

ジーン
「もしもし?」


イグニス
【ジーン!今お前のところに向かっている!!はぁはぁ………】

ジーン
「イグニス!?一体何が!」

イグニス
【現在、逃走中だ!】

ジーン
「逃走中?それでしたら私も」

メアト
「そっちじゃないでしょ」

イグニス
【今、逃げているんだ!女性から!!】

イグニス
【俺から離れようとしないんだ!】

ジーン
「な、なんて呪いの強さ…………」

……………


イグニス
「くっ………ヤツめ、面倒な呪いをかけてくれたな!」

イグニス
「これでは調査どころではない!」

イグニスの背後から沢山の女性が追いかけて来ていた

「イグニス様〜〜!!待ってください〜!!」
「サイン書いてよ〜!!」
「うちの村に泊まっていって〜!!」

イグニス
「…………なるべく市民に術は使いたくないが!」

イグニスは影柱を作り、女性達を結界の中へ閉じ込める

「いや〜!!イグニス様の生結界よ!!」

「本物の影柱よ!」


イグニス
「よ、喜んでいるだと……?訳が分からん」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

メアト
「何よ、イグニスに何かあったわけ?」

ジーン
「大したことではありませんよ、呪いのせいでイグニスが女の子にモテモテになってキャーキャー言われて」

ジーン
「それで逃げ回ってるんですよ!あのイグニスが!」

メアト
「……………………」

ジーン
「これは別にイグニスに嫉妬とかそういうアレではなくて………」

メアト
「………あたし、イグニスを探してくるわ、次元層なら追いかけられないし 」

ジーン
「確かにその方が安全かもしれなちな、調査は他の人にでも任せておけばいい」

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