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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 50ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作同時展開
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オーダイル
「…………!!」グッ
たくっちスノー
「普通に勝ちやがった…………」
レオン
「どうするよ」
たくっちスノー
「時間的に勝てるビジョンないし、そろそろ逃げるか」
…………
ジーンと剣士2人組は図書室でイグニスに掛けられた呪いについて調べられていた
飛羽真
「呪い、呪い…………」
ジーン
「すみませんね、協力してくれて」
倫太郎
「いえ、困った時はお互い様です」
飛羽真
「呪い、呪い………そうだ、この世界の術士って、どんなのが?」
ジーン
「基本が晶石術士、それを私なりに極めたのが私のみ存在する【彩喚士】」
ジーン
「イグニスは【守影術士】守りと影のサポートに長ける術士、メアトは【夢幻操士】魔王様が名付けた空間を操る者」
ジーン
「他………他に呪いが使えるような術士って居たか…………?」
飛羽真
「………あっ、じゃあこれは?」
ジーン
「どれどれ………ふむ」
ジーン
「愛状術士……ああ、本で読んだことがあります」
ジーン
「確か………ステータスバフなどの支援が得意な、その名の通り愛し、愛される術士だった」
ジーン
「極めれば惚れ薬のような力も付与出来るとは書いてある……ですが今は存在してなかったような………」
倫太郎
「………本当だ、見てください」
倫太郎
「過去にこの大陸で魔族と人間の戦争があったみたいです、ある国の王子が突如凶行に走り他の国を攻め込んだとあります」
ジーン
「その件は私も見ている、その件の真実はある愛状術士が王子をたぶらかしたからだ」
ジーン
「以降、現代においても愛状術士になることは鉄の掟で禁じられています」
飛羽真
「ということは、その愛状術士とやらが………」
ジーン
「…………ん?すみません、その本を詳しく見せてくれませんか」
ジーン
「なにか呪いに関する手がかりが………」
ジーン
「………なるほど、その人の親愛関係の高さ分、その愛は強くなるのか」
ジーン
「そちらの人達にとってイグニスはまだ他人ですから、呪いが効かなかったわけですね」
飛羽真
「そんなに信頼されてるんですね、イグニスは」
ジーン
「当然です、三術将ですから々……お、イグニスからですね」
イグニス
【俺だ、今はメアトと次元層にいる。】
ジーン
「イグニス、呪いの情報が分かりましたよ!」