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MM逃走中 イグニスの出られない1日(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 50ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作同時展開 
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10~ 20~ 30~ 40~

*28*

63:45


メアト
「終わったわ」

ジーン
「よし、次は掃除しましょう」

メアト
「分かった、あたし頑張るから」

ジーン
(‥‥‥‥‥‥あのメアトが怠けずここまで真剣に取り組むとは、愛の力とは凄まじいものだな)

ジーン
(もう少しこのままだったら‥‥‥というわけにもいかない)

ジーン
「今回のゲームは‥‥‥人間と魔族の戦争を終結させる大事なものだ‥‥‥失敗する訳にはいかない」

ジーン
「‥‥‥‥メアト」

メアト
「何?」

ジーン
「‥‥‥‥掃除が終わったら休憩しましょう、タルト用意しますよ」

メアト
「うん‥‥‥ありがと。」


‥‥‥‥‥‥

「えっ、なにあれ?なんで家事なんてやってるの?」

「はー、あいつに呪いを掛けてもつまらないわね‥‥‥‥」

‥‥‥‥

ユージン
「こいつが柱だな…………」

ユージン
「しかし、クイズなんてどう答えりゃいいんだ?」

ユージンは柱に触れると、柱の中から映像が浮び上がる


【トランプの問題】
『ポーカーで「29」と「35」を出し、29が勝利した、その理由を述べよ』

ユージン
「は?ポーカー?29って2と9のツーペアってことか?」

たくっちスノー
「いや、違うね………【エアポーカー】だ、漫画で見た」

ユージン
「たくっちスノー!で………エアポーカーってなんだ?」

たくっちスノー
「数字が書かれた5枚のプレートで勝負するんだよ」

ユージン
「数字の意味合いは?」

たくっちスノー
「その札の合計数字だ………ま、これを思い付くのがあの展開のミソだったから、あまり口に出したくないんだけどな」

たくっちスノー
「例えば6のフォーカードと5で何が出来る?」

ユージン
「6……4枚で24、5で31か?」

たくっちスノー
「そう」

ユージン
「じゃあ35は低い札ってことか?えーと………」

たくっちスノー
「………31は7と5のフルハウスでも作れるんだ。」

ユージン
「…………思いついた!」

ユージン
「6を4枚!5を1枚で6のフォーカードが出来るぞ!」

たくっちスノー
「じゃあ35は単純に、10と5のフルハウスでいいか」


【謎解きを解いたお前に影の祝福を】

そして、影柱がひとつ消えた。

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