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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 50ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 ナントカ三術将編 3作同時展開
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たくっちスノー
「さて、こいつをどうする?」
松山
「決まってんだろ?殺す!!!」
たくっちスノー
「らしいぞ?」
オトメ
「ひいい」
たくっちスノー
「マジで終わったな、お前」
雪
「たくっちスノー!!」
たくっちスノー
「おう、来たか雪」
雪
「ねぇ、この騒動は…………」
たくっちスノー
「例の探し回ってるやつが見つかってな」
松山
「クソ生意気だから今殺してやるところだ」
たくっちスノー
「というわけだ」
雪
「いや、待って!いきなり殺すのはダメだって!」
松山
「でもこいつ時空犯罪者だ、今そうなった」
雪
「時空犯罪者でもいきなりやるのはダメだから!!」
オトメ
「なに………なんなのこの人………ねぇ、貴方女でしょ?なんで好きにならないの?」
雪
「ごめん、私は海斗君一筋だから………」
オトメ
「えっ、そんなのあり?」
雪
「時期にイグニスさんも来るよ」
オトメ
「…………あの男ね」
雪
「というか、なんでおちおち普通にやってきたの、捕まるのに」
たくっちスノー
「想像してたのと違うんだってさ」
オトメ
「男って女に好かれたらそれで幸せなものでしょう?」
オトメ
「分からないの、あの男は何が気に入らないの?こんなに女性に囲まれて、幸せじゃないの?」
たくっちスノー
「……………」
松山
「だってよ」
雪
「心からそう思ってる?思っているなら…………」
雪
「…………貴方は、とても可哀想な人だ」
雪
「貴方って、そうやって男たちを好きにさせてきたの?」
雪
「だとしたら、女の人は可哀想だ」
松山
「俺も同意見だ」
松山
「だってよ、何も疑問も持たず恋を受け入れてぬか喜びするような………」
松山
「後先考えてないアホでクソみたいな男に好かれるわけだからな」
オトメ
「っ!?」
たくっちスノー
「ジーンから電話で聞いたよ 」
たくっちスノー
「あいつは結婚した先のことまで考えていた、相手が自分に何ができるかまで考えてたし、メアトもイグニスに並ぶために努力してる」
たくっちスノー
「なぁ、愛状術士」
たくっちスノー
「人を好きにするのもされるのも勝手だけど」
たくっちスノー
「あんた、ノータリンにばっか好かれて嬉しい?」
オトメ
「………………」
雪
「違うよ」
雪
「この人、見た目はいいし男は簡単に釣れるよ、もどきさんみたいなの」
たくっちスノー
「わかる」
雪
「でも、わざわざ愛状術士、意図的に何もせずとも好きになれる技術を得られるようにしたということは‥‥‥」
松山
「おい雪、ハンター来た」
メタルメイドウィン
「逃がしませんわ!!」
たくっちスノー
「おっとやべぇ、んじゃこのへんで失礼するか」
雪
「いいの?」
たくっちスノー
「ああ、どの道あいつは好きなように動けない」