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スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 63ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 灯火の星 スマブラ 
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*24*

………
ヨルノズクの力でねむらせた後、剣丸はマスターアマゾネスの面々を縛らせた

剣丸
「ひとまずこの3人を任天堂戦士の世界に送ってから向かうでござる」

空束
「頼むぞ、剣丸」

マリー
「おいコラ!!何してんだ、おい!」

剣丸
「しかし本当に良いのでござるか?あの主格を残しておいて」

空束
「天夢が、ケジメつけたい、らしい」


天夢
「…………任天堂世界でよかった、リアルなら社会的に死んでた、心の傷で済んだ………」

空束
「小学生相手に、大袈裟な奴だ」

剣丸
「ま、まぁ年頃でござるからな………」

バイオ
「結果的に捕まえられたから良かったものの………」

天夢
「すごくつらい」

マリー
「お前いくらなんでも気にしすぎだろ」

天夢
「お前と空束が気にしなさすぎなんだ!!」

空束
「俺悪いの?」

マリー
「小学生の胸ぐらいでな、ちょっとびっくりはしたけど」

天夢
「…………女の子やぞ」


バイオ
「まぁこれでも貴重な戦力だから、今回だけでもキビキビ働いてもらうわよ」

マリー
「それはいいけどよぉ、この縄解いてくんない?」

空束
「そのままでも、クルクル回れるだろ」

天夢
「………もう少しだけ待ってて」

剣丸
「では、しばらく失礼する」

……

天夢
「えっと、マリーちゃんだっけ」

マリー
「ちゃんとかつけんなよ」

天夢
「嫌なら言わなくていいけど、どうして現実に帰りたくないんだ?」

マリー
「お前は帰りたいのかよ」

天夢
「そりゃ、まあ……家族とか心配してるだろうし、将来があるからな………」

天夢
「下手にここに居すぎて留年も嫌だし」

天夢
「その上で、可能な限りこの世界で力になりたいと思ってる」

バイオ
「私も同じよ、まさかこんな姿で呼ばれるとは思ってなかったけど………子供の頃から楽しませてくれたゲームだから」

空束
「だが、それはそれとして、俺達にはやるべきことがある」

マリー
「ふーん………」

マリー
「あたしは将来とか、家族とか、大事とも思ってない」

天夢
「それって………親が勉強強要して反動でこうなったタイプ?よく聞くが………」

マリー
「そういうのでもない」

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