完結小説図書館
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 63ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 灯火の星 スマブラ
*27*
【第6話】
「クロスオーバー」
新たにマリーを仲間に入れた天夢一行は剣丸に導かれ動く
マリー
「で、暗滅教の幹部がいるってのは間違いねぇんだな?」
剣丸
「いかにも」
天夢
「その………剣丸さん、その幹部格って一体どんな能力を持っているんです?」
剣丸
「ふむ………その物は自然を操り、自由自在に足場を組み替えられる奇っ怪な力を持っていた」
剣丸
「そして、あらゆる物を加工することも出来た」
バイオ
「そんな任天堂作品あったっけ?」
空束
「聞いたことない」
マリー
「…………てか、それって任天堂作品っつーか…………」
天夢
「マイクラだよな」
剣丸
「マイクラ?」
バイオ
「マインクラフト、石や木を採取して加工して、自由自在な生活が出来るのが特徴のゲームね」
バイオ
「でもあれは任天堂のゲームじゃないわよ?任天堂戦士はその名の通り、任天堂作品の力しか得られないはず………」
空束
「だが、剣丸が嘘や見間違いをするようには、思えない」
天夢
「俺たちが知らないだけで、そういうゲームも発売されてたのかな………?」
‥‥‥
一方、村雨城の世界にある暗滅教のアジトは‥‥‥‥
「さて、シュミレーションはこんなものでいい」
「ダーズ様が書き換えた後の理想の世界は、こんな風にしておけば問題ないだろう」
男は巨大なミニチュアの部屋で、山や川を作り‥‥‥ひとつの大自然を作り出していた
「マルキュー、マルキューよ、聞こえますか」
と、ミニチュアの城の部分から小さなダンテの幻が飛び出してきた
マルキュー
「その声は、ダンテか」
ダンテ
「優秀な任天堂戦士を見つけたと聞いたのですが」
マルキュー
「悪い、後一歩というところで逃がした‥‥‥だが、どうやら仲間を連れているらしい」
マルキュー
「今度こそお前のところに送ってやる」
ダンテ
「援軍は必要ですか?」
マルキュー
「必要ない、ダーズ様から与えられた俺の『能力』は無敵だからな」
ダンテ
「マスターではなく、ダーズ様に能力を与えられた者が居たとは‥‥‥私も驚いていますよ」
マルキュー
「お前もある意味では能力貰ってるようなものだと思うが」
ダンテ
「私は貴方ほど大それた事は出来ないので」