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スマブラ戦記Another レジスタンス(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 63ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 灯火の星 スマブラ 
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*28*

マルキュー
「ダンテ、1つ気になることがある」

ダンテ
「どうかしましたか?」

マルキュー
「………最近、微かだが光救教の反応を感知することがある」

マルキュー
「向こうの状況はどうなっている?」

ダンテ
「向こう………ですか、今も活動はまちまち」

ダンテ
「向こうの教祖も未だに行方知らずとなっています」

マルキュー
「そうだよな………そのはずだよな」

ダンテ
「ええ、間違いなく私は彼女に勝ちました。」

マルキュー
「お前を疑っている訳では無いが………」

ダンテ
「それが確かなら、私の方でも調べた方がいいかもしれませんね」

マルキュー
「ああ、奴らが俺たちより先にキーラを復活させられたら面倒なことになる」

マルキュー
「それまでに、俺もダーズ様に捧げる贄を用意しておこう」

ダンテ
「では、また後ほど」

ダンテの姿は消えて、ミニチュアが組み替えられていく

マルキュー
「さてと………奴らに備えてトラップタワーでも作っておくか…………」


マルキュー
「……………」


マルキュー
「どういうことだ?あの反応がどんどん強く………」


マルキュー
「まさか、近付いてきてるのか!?」

…………



剣丸
「ここでござる」

剣丸の導きによって一同は、巨大な家にたどり着いた…………

村雨城の世界には似合わぬ鉄で出来たブロック状の洋風の家…………


天夢
「これ………いかにもって感じだな」

マリー
「なんというか、マジでピッケルで叩き割れそうな見た目してんのな」

バイオ
「………壊せる?」

空束
「フンっ!!」ズドオオオオン!!

空束は石を家へ力強く投げ付けるが、石のみが粉々に砕けて壁は傷1つ付かなかった。

空束
「無理そうだ、ただの鉄じゃない」

剣丸
「……よいでござるか」

剣丸
「この扉の奥には、数多くの罠が秘めているでござる」

剣丸
「慎重に通らなければ、幹部に辿り着く前にお陀仏でござる」

天夢
「えっ、罠…………たとえばどういうのが?」

剣丸
「爆破物とか、溶岩とか…………」

マリー
「おいマジでアレじゃねーかどういうことだよ」

剣丸
「拙者に言われても………」

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