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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 58ページ)
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*57*
たくっちスノーと田所は真相を突き止めるためにマーロウに近付いていたのだが...
たくっちスノー
「...はぁ、どうすっかねぇ」
野獣先輩
「何て答えりゃ良いんすかね?刺激するような事言ったらぶち殺されるっすよ」
たくっちスノー
↓
∧__∧ _∧
((( ・ω・)三ω・))
(_っっ= _っっ゜
ヽ ノ
( / ̄∪
「やっぱ喧嘩して聞くしかねぇな!」
野獣先輩
「アスキーアート使うな、ズレても知らねぇっすよ」
たくっちスノー
「名付けてAA召喚術、ここで設定いじくってたら覚えちゃったんだよね」
野獣先輩
「まんまじゃねぇっすか」
たくっちスノー
「そういや前にもAA使って乗り切ろうとした小説作ったっけなぁ」
マーロウ
「...おや、貴方達は。」
たくっちスノー
「うおっ!!マーロウ!!」
野獣先輩
「い、いつのまに....」
マーロウ
「どうかしましたか、私に聞かれたら困ることでも?」
たくっちスノー
「なんか道具屋があんたに睨まれて怖いって」
野獣先輩
(ちょ、オイ!!)
たくっちスノー
(こういうのはストレートに聞いといた方がいいだろ!)
マーロウ
「まぁ、実際睨んでましたからね」
たくっちスノー
「え?」
マーロウ
「正しくはベル君ではなく、貴方の同僚の青い針ネズミをですが。」
野獣先輩
「...exeを?」
たくっちスノーと田所はマーロウに自身の仮説を話した。
マーロウ
「なるほど...大体貴方の仮説通りです、パン屋が繁盛して、娘にすり寄ろうとする不純な輩が増えましてね。」
たくっちスノー
「だからって見境なく襲い掛かるのは勘弁してくれよ、自分は既にかなちゃん様という至高の相手がおります!!」
野獣先輩
「俺は一生独身でいいゾ」
マーロウ
「貴方の同僚はどうなんです?」
たくっちスノー
「あいつは最近ウズシオーネと話してるからなぁ」
野獣先輩
「話してるだけで恋人では無いと思うんですけど(正論)」
たくっちスノー
「定期的に会ってる時点で恋人みたいなもんだろ(適当)」
マーロウ
「それなら良いですが...」
たくっちスノー
「もういきなり落雷落とすのやめてくれませんかね」
マーロウ
「すいません...頭に血が登ってしまいまして冷静な判断が取れませんでした。」
たくっちスノー
「...でもまぁ、親が子を思う気持ちってのは分からんくもないが」
野獣先輩
「意外な言葉っすね」
たくっちスノー
「....あー、自分の分身がな、いわゆる母子家庭なワケ、だから親の事はちょい気にしちゃうの。」
たくっちスノー
「自分の世界線だと、親より先に死んじまった親不孝者だしさ...」
マーロウ
「....では、失礼します、ベル君にはすまなかったと伝えておいてください。」
たくっちスノー
「へい。」
そう言ってマーロウは急ぎ足で去っていく...
たくっちスノー
「とりあえず、マーロウの事に関しては大丈夫そうだな」
野獣先輩
「クウェウリにはこの事言ってないんすかね?」
たくっちスノー
「言うわけないでしょ?お父さんってそういうものだよ?」
野獣先輩
「ふーん...じゃクウェウリに伝えておく必要があるな」
ジーナ
「今暇かい?」
たくっちスノー
「ん、誰この人。」
野獣先輩
「鍛冶屋っすよここの...あんた大明神に武器作ってもらってるっすから知らねぇだろうけど」
たくっちスノー
「かなちゃん様の武器はそれなりに使えるからね、お古でよければ使う?」
ジーナ
「で、ちょっと、暇かって言ってるの。」
たくっちスノー
「まぁ暇だけど」
ジーナ
「あんたら何でも屋だろ?ちょっとやってもらいたいことがあるんだけど。」
野獣先輩
「まぁ構わねぇっすが、報酬は?」
ジーナ
「製作段階で余った鉱石を一袋でどうだ?全部売れば数万はいくんじゃないかな」
ジーナは片手で持てる程度の袋を田所に渡す、開いてみると、種類は分からないが輝く鉱石がみっしりと詰まっていた。
たくっちスノー
「お、それなりだな...よし受けた、で何したいの?」
ジーナ
「うちの弟...アルフレッドを見ていてくれないか?」
たくっちスノー
「なんで?」
ジーナ
「最近あいつが女と歩いてるって噂が流れててさ」
野獣先輩
「姉なら直接聞けばいいんじゃ...」
ジーナ
「ああそれね、やってみたんだけど『そ、そんなことないよ!』って挙動不審になるもんだから」
たくっちスノー
「証拠を掴んでこいってか...やれやれ」
野獣先輩
「アルフレッドなら俺も見たことあるっすけど、あいつを彼氏にしたい奴いるんすかね?」
たくっちスノー
「え、なんで?」
野獣先輩
「だってあいつの職業ゴーストハンターっすよ?胡散臭いじゃないっすか、それに対アンデット特化とかいう超使いにくい性能だし、パーティに入れようとも思わん」
たくっちスノー
「まぁ、この世界のアンデットは炎属性あれば充分だし、炎特化この国にむっちゃいるけどさ...」
たくっちスノー
「それ姉ちゃんの目の前でいう?」
ジーナ
「.....」
野獣先輩
「あっ(察し)」
その時、田所の体が浮いた
うごぁあぁぁぁ~
ノ\\