完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 58ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ マジンガーZ メイドウィン小説入門用
*9*
【宿屋イベント】
「なんでも、はじめました」
Sonic.exe
「はぁ...」
デーリッチ
「なんだかデジャブを感じるでち...どうしたんでちかexe?滞在して三日なのにため息吐いて」
Sonic.exe
「デーリッチ...聞いてくれ、俺って何が出来る?」
デーリッチ
「へ?」
Sonic.exe
「この国の金はどこから出ているのかと前にローズマリーから聞いたら、国民はこの王国に店を建ててそれで稼いでるらしいな」
デーリッチ
「うんそうでち、色々あるでちよ~」
Sonic.exe
「皆がそれぞれの特技を生かして店を建てているのは良いんだが、俺は何の店をやれば良いのか分からなくてな...」
Sonic.exe
「例えばこの国に、雇われ騎士のジュリアという女が居ただろう、あいつは各地の騎士団をまとめていた経験を生かし警察署を建てた」
Sonic.exe
「次に、こたつドラゴンというこたつに入ったっきりの竜人は、こたつ喫茶なるものを作り大繁盛だ」
デーリッチ
「それで、exeの特技ってなんでち?」
Sonic.exe
「殺戮」
デーリッチ
「:-O」
Sonic.exe
「驚きすぎて海外顔文字になってるぞ」
Sonic.exe
「しかし困った...こんな所で殺しの依頼屋なんて始めたらこの国の評判が落ちかねない」
デーリッチ
「道場やグラウンドはもうあるし...うーむ。」
Sonic.exe
「いや、すまないな、俺自身の問題なとに考えさせてしまって」
野獣先輩
「おーい、なんか相談に乗ってくれそうな人見つけたゾ」
Sonic.exe
「本当か?...そういうわけだ、失礼する」
デーリッチ
「うん...」
たくっちスノー
「あれ、あの紛い物コンビどうしたの?」
デーリッチ
「あったくっちスノー、実は....」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
野獣先輩
「というわけで、『一番しょうもない物を売ってる店の店主』ことサイキッカー・ヤエに訪問しに来た」
ヤエ
「何?私に喧嘩売りに来たの?」
Sonic.exe
「そういうわけじゃない、ちょっと参考にと思ってな...ちなみに、お前は何を売っているんだ?」
ヤエ
「サイキッカーの私でも曲がらないスプーン」
Sonic.exe
「悪い、やっぱしょうもねぇわ」
野獣先輩
「だろ?」
ヤエ
「だろって何よだろって!!」
Sonic.exe
「いや...それ胡散臭い以上の何物でもないぞ」
野獣先輩
「サギの匂いがプンプンするゾ」
ヤエ
「何よ、まさか私の力みくびってるんじゃないでしょうね」
Sonic.exe
「サイキックと言っても、俺だって骨を念力でグチャグチャにならよくやるからな」
野獣先輩
「こえーよ」
ヤエ
「じゃ、このスプーン曲げてみて」スッ
Sonic.exe
「フッ...余裕だ、I AM GOOOOOOD!!」
野獣先輩
「ファッ!?なんか引き寄せられるぞ!」
Sonic.exe
「重力をこのスプーンに集中させている!水圧の要領でこのスプーンをペチャンコにしてやる!」
ヤエ
「その前に私達がペチャンコになりそうなんだけど」
Sonic.exe
「その時はその時だ!」
野獣先輩
「ンアーッ!!」
.....
Sonic.exe
「曲がらないだと....!?」
野獣先輩
「ウッソだろお前...」
ヤエ
「だから言ったじゃないのよ、サイキッカーでも曲がらないスプーンよ」
野獣先輩
「つまり↓の図ということか」
ヤエちゃんスプーン>>>>>>(越えられない壁)>>>>Sonic.exe
Sonic.exe
「やめろその構図!俺がスプーン以下みたいじゃないか!」
ヤエ
「...で、満足した?私に何が聞きたいの?」
Sonic.exe
「実はな...」
ヤエ
「なるほど、何をすれば良いか分からないと」
野獣先輩
「俺、なんでもオールラウンドに出来るっすけどだからこそ中途半端で」
Sonic.exe
「俺は筋肉バカを通り越した殺戮バカでな」
たくっちスノー
「妄想の限りなんでも出来るけど、誰でも出来ることしかできない」
野獣先輩
「あんたいつからここに」
たくっちスノー
「exeがスプーンどうにかしようとしたときから」
ヤエ
「....いっそのこと、なんでもやってみたら?」
たくっちスノー
「...なんでも?」
野獣先輩
「ん?今なんでもするって言ったよね?」
Sonic.exe
「....なるほど」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして翌日
Sonic.exe
「デーリッチ、そんなわけで俺達は『なんでも屋』を始めてみた、どんな依頼でも受け付けるからなんでも言ってみろ」
デーリッチ
「プリン!」
野獣先輩
「プリンお届けゾ」
デーリッチ
「わーい!」
Sonic.exe
「そうそう、俺達だけではどうにもならない依頼ならお前の国の国民を借りるが...構わないか?」
デーリッチ
「もちろんでちよ~」
Sonic.exe
「そして...なんでも答えるが、報酬は俺達が決める、そしてなんでもいいとする」
デーリッチ
「へ?」
たくっちスノー
「そういうわけだから、ローズマリーよろしくぅ!」
ローズマリー
「はいお勉強三時間コース直行~」
デーリッチ
「うおお!謀ったでちね!」
.....
Sonic.exe
「ところでT、この間の掛け合い見ていたと?」
たくっちスノー
「そうそうwwwwww 笑っちゃうよねwwwwwwスプーンも曲げられないアイアムゴッド()wwwwwwwwプヘアッ」グシャッ
Sonic.exe
「貴様は死んでいい奴だから...」
野獣先輩
「念力でたくっちスノーの頭部が潰れた!?」
※このあと再生しました
イベント END