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*25*
野獣先輩達は新たに結月ゆかりを迎え入れ、
黎斗
「さて...カオスの跡地までどれくらいかかる?」
ゆかり
「先輩は結構深くって言ってましたが」
たくっちスノー
「うん、ニコニコ動画の奥深くにある」
アライグマ
「疲れるのは嫌なのだ...なんかこう、近道とか無いのだ?」
トール
「いやいや、近道なんてそんな都合のいいものは...」
たくっちスノー
「時空の旅人を雇えば可能かもしれない」
野獣先輩
「出来るんかい」
ゆかり
「時空の旅人?」
野獣先輩
「俺やKみたいに自由に色んな世界を飛び回ってる奴の事っすよ」
K
「でもニコニコワールド出身の旅人なんて他に居たっけ?」
たくっちスノー
「ちょっと連絡いれてみる...数分かけるからちょっと待ってて」
そう言って、マガフォンが自動的に切れる
野獣先輩
「はぁ~疲れたも~ん、しばらく待機っすね」
トール
「時空間って結構長くて疲れましたよ~」
K
「私ぐらいになると、時空間を歩いてるときが一番楽しく感じるんだがな」
アライグマ
「あっ、そういえばタドコロ...聞きたいことがあるのだ」
野獣先輩
「聞きたいこと?」
アライグマ
「ほら、裏切り者とかいうの」
野獣先輩
「あー、それね...なんで俺があいつらと敵対してるかって?」
K
「確かに私もハグレ王国に居た頃は切らなかった事実だ...何故?」
野獣先輩
「言うほどの理由でも無いからっすよ、ほら、バンドとかであるでしょ?方向性の違いだよ」
黎斗
「つまり、君だけが反対したと」
野獣先輩
「そう、葛城達はある議論で賛成派だった、俺は反対派、奴等とはついていけないと思って離れていったんだ」
野獣先輩
「そしてたくっちスノーと出会い雇われた」
トール
「なるほど~、そういうのウチの世界でもよくありますよ」
ゆかり
「その反対派って貴方だけなんですか?」
野獣先輩
「いや、他にも居る...俺同様、奴等の元から離れていったから居場所は知らんが」
アライグマ
「議論って、何を話していたのだ?」
野獣先輩
「そいつは...」
野獣先輩が話していると、再びマガフォンにたくっちスノーのビジョンが写る
たくっちスノー
「おまたせ!君らの居るところに来てくれるってさ!」
K
「居たのか...」
野獣先輩
「話は済ませたんだな?」
たくっちスノー
「ああ!」
アライグマ
「...タドコロ。」
野獣先輩
「悪い、また今度にしてくれ」