完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

ニコニコRPG(く ) 10年の時を経て(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 106ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ニコニコ動画 アングラ ○夢 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~

*58*

平野
「.....ふっ」

K
「何がおかしい?」

平野
「いや、まさか彼があんなこと言うとは思わなくてですね...まあいいでしょう」

平野
「私を倒せるものなら倒してみなさい、不死身のマガイモノである私と、そこにいる怪物のレムをね」

レム
「...」

野獣先輩
「手なんていくらでもあるゾ、さっきみたいにあんたを世界ごと消してやることだって考えてる」

平野
「では、その前に貴方を始末します...やりなさい、レム」

レム
「.....!!」


レムは鉄球を振り回し、再び野獣先輩達の方へ...

野獣先輩
「オルガシールド!!」

オルガ
「当たり前のように盾にするな!!」キボウノハナー

ゆかり
「あれ?この人死んでるんですよね?なんで普通に会話してるんですか?」

リーン
「考えるだけ無駄よ、彼の死は芸なんだから」

三日月
「死に芸?」

オルガ
「お前ら、本当覚えとけよ...」

トール
「それにしても...あの武器厄介ですね」

黎斗
「モーニングスターという奴か...あれを鎖にして振り回せるとは、本当に凄まじい力といったところだろう」



黎斗
「だが、ゲームの調整において完璧なキャラクターなど存在しない...必ず欠点が生まれる!」ピロリッ!

【ゴッドマキシマムマイティX フーメーツー!!最上級の神の才能!ゴッドマキシマムX!!】

ゲンム
「ハァッ!!」ドゴッ!!

レム
「うっ...!?」

平野
「何!?」

ゲンムがレムの横腹を攻撃すると、レムは大きく仰け反る

ゲンム
「スピード系のキャラクターはデメリットとして防御力が少ないのが定番だァ...」

K
「極端に速くなったことで体に以上が生じているのか!」

レム
「あ...うっ」

平野
「まさかカオスの力にそんな盲点があったとは...世の中完璧にはいきませんね」


平野
「無駄だよ、防御力が低かろうと鬼は鬼、こちらが当ててしまえばいいんです」


レム
「う、ああああああ!!」ブンッ


たくっちスノー
「なぁ、このまま暴走していたらレムの精神がもたないんじゃないのか!?」

冬夜
「どうにかして正気に戻さないと...」

アライグマ
「どうやってなのだ!?」

冬夜
「そ、それは...」

レム
「う、うううう...!!」

野獣先輩
「あーくそっ!考えたってしょうがねぇなぁ!」

57 < 58 > 59