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*59*
ゆかり
「たくっちスノーさん...でしたっけ?」
たくっちスノー
「あ、はい...どうしました?」
ゆかり
「カオスの力をどうにか解除できませんかね、アレさえなければレムさんも元通りになるはずです」
たくっちスノー
「それは分かっているけど...カオスの力の原理がまだ分かっていない」
野獣先輩
「そうだよ...だから今は、実力行使しかないんだよなぁ!」
野獣先輩はしつこくレムを攻撃する
平野
「おやおや、いいんですか?天下のヒロインを攻撃なんかして」
レム
「うっ...」
野獣先輩
「俺からしたら初めて会う生き物っすからね」
野獣先輩
『どうでもいいものへの都合を考える必要がどこにある?』
平野
「...?」
野獣先輩
「たくっちスノーの昔の言葉っすよ、正確にはリニュ前」
平野
「...貴方も落ちぶれましたね」
野獣先輩
「一緒にすんな、俺は元から『人間の屑』的キャラ割を演じてるんだよ」
野獣先輩はレムの攻撃をいなし、カウンターを加えながら平野と会話する
野獣先輩
「あんたらみたいに原作から外れて好き放題してる奴とは違ってな...ま、たくっちスノーを守るために戦闘用のBBは借りてるっすけど」
平野
「...だから貴方はいつまでたってもニコニコ動画の犬なんだ」
野獣先輩
「ニコニコの犬はTDNだけで充分っすよ、リアルが引退して姿見せなくなったけど」
平野
「...」
野獣先輩
「なぁ平野、二次創作とはいえさ、仮にも俺たちだって原作付きだゾ、もうすこし原作らしいことを出来たらいいじゃないかゾ」
平野
「二次創作は原作通りじゃないといけないのかい?そんなのつまらないじゃないか」
平野
「そういうのはスパロボとか、そういうののプロがやること」
平野
「二次創作なんて好きなキャラで作者がやりたいことをやらせるだけだ、しかし死んでるわけでもない、胸糞展開も興味はない」
平野
「キャラクターがふざけてるだけ、楽しませてるだけ、遊んでるだけ、恋してるだけ、冒険してるだけ、生活してるだけだ」
平野
「我々二次創作キャラは誰もが不快になるようなことはしていない、ほんの数人、そういうことに拘るような人間が不快になるだけだ、それの何が悪い?」
平野
「私は、君と同じで、悪いことは何も言っていない...これはね、二次創作における『常識』なんだよ?」
レム
「.......ううっ」
野獣先輩
「そう....」
「あんたみたいなクリエイターを、原作者は嫌うんでしょうね」
そして、例のアレ界に銃声が響く