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*9*
【part2】
『小林さんちのメイドラゴンとマガイモノ』
野獣先輩達は渦を抜け、別のエリアへと抜ける
アライグマ
「こ、ここはどこなのだ!?ジャパリパークじゃないのだ!」
野獣先輩
「えーと何々...ああ、【小林さんちのメイドラゴン】か、そういやけもフレと同期だったっすね」
野獣先輩
「...ん?メイドラゴンっていえば、あいつも」
「田所!」
野獣先輩
「あっ、噂をすれば...K!」
入り口の近くから包帯のついた赤い女性が現れ、野獣先輩を出迎える
女性の名は『K』
たくっちスノーから見て初の『マガイモノ化』した生き物である
K
「たくっちスノーの奴からけもフレの世界に居るって聞いたんでな、ここで待機してたんだ」
野獣先輩
「あんた...よくここが分かったっすね」
K
「まあね、ここは馴染みが深いから」
アライグマ
「誰なのだ?」
K
「ん、君がフレンズか...私は彼の友人みたいなものさ」
野獣先輩
「あんたもカオスを?」
K
「当然さ、私的にもこの世界が消えるのは嫌だからな」
野獣先輩
「じゃあ、一緒によぉ」
K
「分かっているさ...しかし、何故アライグマを巻き込んだんだい?」
野獣先輩
「なんでもいいから味方が欲しかったんだゾ、文句あっか」
K
「君は昔のたくっちスノーみたいな奴だな」
野獣先輩
「うれしくねぇ」
アライグマ
「で、これからどうするのだ?」
K
「私は行きたいところあるんだけど、最近変な生物がうろついてるからまともに歩けないんだよな」
野獣先輩
「...あー、分かった、俺たちが何とかするゾ」
K
「ありがとう、害悪動画生物とやらがここまで侵食するとはね...」
アライグマ
「なんなのだそれは」
野獣先輩
「さっきのかばんみたいな奴ゾ」
...
K
「ふむ、けものフレンズ.exe...まさかあの作品も例のアレ側とはね」
野獣先輩
「例のアレの怖いところはその気になればなんでも例のアレと定義つけられるところッすよ、だってこれはそういうカテゴリっていうのが決まってないんすから」
K
「そうか...」
野獣先輩
「いわば寄生虫っすよ寄生虫、その気になればなんでも定義付けて仲間扱いするんすから」
K
「面倒なやつらだな」
野獣先輩
「だから俺はニコニコワールドから逃げ出したんだゾ」
アライグマ
「???」