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*96*
【last part】
『早く帰ってビリビリ見ようぜ!』
野獣先輩
「キズナアイ...?キズナアイって、あのバーチャルユーチューバーの...」
AKYS
「ああ、そうだ...」
野獣先輩
「ユーチューバーが稼ぎ柱ってどういうことだ?」
AKYS
「見たまんまさ、キズナアイを筆頭としたVチューバー達はニコニコ動画にも視野を広げ人気を伸ばしている...」
AKYS
「何も種類はこいつだけじゃない...今や10、20...いいや、100以上ものの仲間が存在している」
※実際どれだけいるんですかね?有名どころしか知らないものでby作者
野獣先輩
「ハァ...くっだらねぇなぁ」
野獣先輩
「ユーチューバー...つまり、よその動画サイトの奴等じゃねーかよ」
野獣先輩
「はじめしゃちょーとか、ヒカルとか、なーんか事件を起こす度にネタにして笑い者にしてたニコニコ動画がユーチューバーに担がれるとはねぇ...」
AKYS
「大事なのは結果だよ結果、いい体した二次元の女を作れば男は食い付く、そして金を出す」
野獣先輩
「結果ねぇ」
キズナアイ
「っきゅ!」
AKYS
「さて...このキズナアイ、リアル的には2歳になったばかりだが、人気度にはお前を遥かに越える」
AKYS
「お前に倒せるのか?」
野獣先輩
「....確かにその通りだな」
AKYS
「どうした?カオスを潰すんじゃなかったのか?」
AKYS
「例のアレをほぼ全て消したお前には、もはや力はねぇはずだ...」
野獣先輩
「例のアレ...」
AKYS
「間違ってたんだよお前はっ!!そうやって使えないつって、二度と戻らないものを何度も消して、それがこの結末だ!」
AKYS
「もはやお前を助ける者なんて誰もいない!!」
野獣先輩
「.....」
AKYS
「分かるか、ニコニコ動画が滅ぶのも、皆が幸せにならねぇのも、お前が死ぬのも、お前のせいだ」
AKYS
「一人で無様に消えていけ」
野獣先輩
「一人...何を勘違いしてるんだよ、AKYS」
野獣先輩
「俺はずっと一人だよ」
野獣先輩
「俺の回りには利用できるものとカモしか見えねぇよ」
AKYS
「負け惜しみか?もうお前が利用出来る例のアレの仲間は」
野獣先輩
「使えるか否かは使う奴が決めるんだよ」
AKYS
「何が言いたい?」
野獣先輩
「例のアレはもうない?」
野獣先輩
「じゃあ、みんな例のアレにしてしまえばいいんだよ」
AKYS
「...!?お前、まさか!!」