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*24*
晴香
「さて、我々の次の目的は...十黒柱」
奈津子
【敵か味方かは不明だけど、奴等に接触することを優先するべきよ】
那雄宏
「ま、どこだかわかんねーんだが」
奈津子
【...そうね、あの時彼女について行くべきだったかしら?】
晴香
「...とりあえず『寄生島』に帰還します」
...
~寄生島~
奈津子
「これまでの成果をまとめると、クイーンメドゥサの処理、風鈴山の死闘...こんなところかしら」
晴香
「死闘というか一方的だったような...」
那雄宏
「痺れ薬程度で麻痺る奴が悪いんだよ」
奈津子
「...そして人斬り以蔵が言っていた【十黒柱】...今回の騒動はそれらの物と見ていいでしょう」
那雄宏
「はー、10人とかめんどくせーな」
冴子
「『十七歳教』は12人も居るんだからまだいい方ですよ」
奈津子
「それで、これからの事だけど...」
晴香
(やばい、眠くなってきた...大学でも講義とか苦手なんだよね...)
...
【いっぽうそのころ】
~幻想郷~
早苗
「帰ってきました~!」
加奈子
「久しぶりの空気だ~!!」
諏訪子
「なんか長かった感じするー!!」
...
諏訪子
「しかしまぁ、あっちの世界と違ってここは平和だねぇ」
加奈子
「ああそうだな、むしろ異変ばっかりなのはこっちのはずなのに」
ガラガラッ
早苗
「どうやら霊夢さんがむっちゃ活動してるみたいで超平和みたいです!里の人気も鰻登りでした!」
諏訪子
「え?あの巫女が?積極的に活動なんて何の気まぐれだ?」
早苗
「でもなんか変なんですよね~」
加奈子
「変ってまぁ変だけどさ」
早苗
「いえ、ファッションが」
加奈子
「ファッション?それこそいつも通りじゃ?」
早苗
「そうじゃなくて、刺青ですよ刺青!霊夢さん全身に刺青が付いてるんですよ、グレたんですかね?」
諏訪子
「刺青ぐらいいいでしょ、多分そういうのがお洒落なんだよきっと」
早苗
「それもそうですね!」
加奈子
「納得早っ!」
...
霊夢
「早苗の奴ようやく帰ってきたのね」
霊夢
「まあいいわ、遅かろうと早ろうと特に関係ないし...」
霊夢
「そろそろ...能力の整理をしないと」
霊夢
「よっ...と」
...
ベシッ!
晴香
「いたっ!!」
弘司
「お前、よくあの場面で寝れたな...」